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令和3年7月13日(火)
07月12日現在海外相場 |
NYダウ |
34996ドル |
+126ドル |
ナスダック指数 |
14733P |
+31P |
CME日経先物 |
28655円 |
+155円 |
(尚、CME日経先物の前日比は前日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎米国株続伸
週明けの日経平均株価ですが心理的な節目の2万8500円台を何とか回復して終えています。下値が200日移動平均線の2万7548円で下げ止まり、上値と言えば25日線が2万8787円、75日線が2万8934円が抵抗線となり上値を抑える格好になっています。2万9000円が次の節目ですが、この水準を上抜けるにはそれなりのエネルギーを必要としそうです。
米国株が連日の高値を更新し、週明けも上げ幅は縮小してはいますが、史上最高値を更新しています。米主要企業の4〜6月期決算発表が今週、本格化しますが、米国では経済活動の正常化が進んでおり、業績期待を背景に買いが入っているようです。高値警戒感が強い中ですから、投資家の間での先高感は根強いものがあるようです。
日本株も米国株同様にすんなり上値を抜いて行って欲しいところですが、日本国内の特殊事情が株価の上値を抑えているのかも知れません。その中で足を引っ張っているのはやはり新型コロナウイルス感染拡大による国内景気の悪化から内需株の動きが悪いようです。
日経平均株価の構成銘柄のうち海外売上高比率の高い企業で構成する日経平均外需株50指数を、比率の低い企業で構成する内需株50指数で割った値は12日時点で1.59と、約10年ぶりの高い水準が続く。世界景気回復の恩恵を受ける外需株に対し、内需株は新型コロナウイルス感染拡大の影響で上値が重くなっています。
緊急事態宣言が東京に4度発出され、加えて酒類の提供まで禁止し、消費を冷え込ませる役目を政府や東京都自体が行っている訳ですから、国内景気が悪化すると言ったムードになるのは避けられないのかも知れません。更には大手メディや特定野党の大声で叫ぶ、「東京五輪を中止しろ、出来なければ無観客にしろ」と言う世界中からみれば、感染者数の絶対数の少ない日本で何故無観客でする必要があるのかを不思議で思われているようです。
ブロガーの藤原かずえさんのツイッターからですが、
『日本を統治しているのは政府ではなくワイドショーです。文句を言うなら、玉川徹氏・坂上忍氏・宮根誠司氏・関口宏氏といった世界の常識も知らないコロナ脳と彼らに洗脳されたバカのクラスターに言って下さい。日本は、彼らのバカの証として「無観客五輪」を開くことになります。』
確かにワイドショー日本政府は屈服したと言うことなのかも知れません。テレビを見ていていい加減にしてくれと思おう事は多々ありますが、国の政策までも左右する事が果たして良い事なのか、日本国民ももう少し考えべき時に来ているのかも知れませんね。
相場ですが米国株の強い動きを下支え要因として比較的堅調な展開が想定されています。日本でも下旬に掛けて企業の決算発表が本格化しますが、総じて好調な内容を期待する見方もあるだけに、国内要因では懸念材料はあるものの、「好業績」と言うキーワードを拠り所にした物色の範囲が広がる事になりそうです。
6136 オーエスジー
精密切削工具大手。タップ・エンドミル等で高シェア。自動車向け比率高い。配当性向30%。7月9日、21年11月期第2四半期累計(20年12月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比21.7%増の72.6億円に伸びたが、通期計画の152億円に対する進捗率は47.8%にとどまり、5年平均の55.6%も下回った。
7747 朝日インテック
産業用から出発、循環器治療のPTCAガイドワイヤへ展開。7月9日、カネカと米国市場における「脳動脈瘤塞栓コイル」の販売提携契約を締結。5月14日、21年6月期第3四半期累計(20年7月-21年3月)の連結経常利益は前年同期比16.0%減の103億円に減り、通期計画の124億円に対する進捗率は5年平均の91.3%を下回る83.2%にとどまった。
8194 ライフコ−ポレ−ション
食品スーパー大手。首都圏と近畿で集中展開。三菱商事の持分法会社。ニチリウグループ。7月9日、22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比2.6%減の86億円となり、通期計画の200億円に対する進捗率は43.0%に達し、5年平均の26.5%も上回った。
6289 技研製作所
油圧式杭圧入引抜機等を製造。7月9日、21年8月期第3四半期累計(20年9月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比17.8%増の31億円に伸び、通期計画の39億円に対する進捗率は79.7%に達し、5年平均の72.2%も上回った。
6668 アドテック プラズマ テクノロジー
プラズマ用高周波電源装置の大手。半導体・液晶製造用が主柱。研究機関・大学関連事業も。7月9日、21年8月期第3四半期累計(20年9月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比37.9%増の8億8800万円に拡大し、通期計画の9億2000万円に対する進捗率は96.5%に達し、5年平均の91.5%も上回った。
8095 アステナHD
医薬品・医薬原料商社。7月9日、。21年11月期第2四半期累計(20年12月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比94.1%増の15.7億円に拡大し、通期計画の27億円に対する進捗率は58.3%に達し、5年平均の45.4%も上回った。
9275 ナルミヤ・インターナショナル
子供服の企画販売が柱。高価格帯の百貨店向けから中価格帯のSC向けに軸足移し、18年再上場。7月9日、22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は3.9億円の黒字(前年同期は4.1億円の赤字)に浮上し、通期計画の16.8億円に対する進捗率は23.2%となった。
2151 タケエイ
建設関連産業廃棄物の中間処理、再資源化から最終処分までの一貫処理に強み。6月18日、千葉県東金市で木質バイオマス発電事業への参入を計画。5月14日、21年3月期の連結経常利益は前の期比28.7%増の38.9億円になり、22年3月期も前期比11.5%増の43.4億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。5期連続増収、3期連続増益。
3186 ネクステージ
中古車販売の大手。7月5日、21年11月期第2四半期累計(20年12月-21年5月)の連結経常損益は62億円の黒字(前年同期は0.2億円の赤字)に浮上し、従来予想の50億円の黒字を上回って着地。通期計画の107億円に対する進捗率は58.0%に達し、さらに5年平均の49.3%も上回った。
3377 バイク王&カンパニー
中古2輪車買い取り最大手。小売り併設の『バイク王』全国展開。査定から買い取りまで標準化。7月5日、21年11月期第2四半期累計(20年12月-21年5月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.6倍の9.3億円に急拡大し、通期計画の16.5億円に対する進捗率は56.9%に達し、5年平均の30.6%も上回った。
3418 バルニバービ
カフェ、レストランを直営展開。6月11日、21年7月期第3四半期累計(20年8月-21年4月)の連結経常損益は4.9億円の赤字(前年同期は3.7億円の赤字)に赤字幅が拡大。
3697 SHIFT
ソフトウェアテスト事業が主力。7月8日、21年8月期第3四半期累計(20年9月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比81.1%増の32億円に拡大し、通期計画の34億円に対する進捗率は94.3%に達し、5年平均の61.1%も上回った。
4485 JTOWER
国内外における通信インフラのシェアリングやその他関連ソリューションを提供。5月14日、21年3月期の連結経常利益は前の期比36倍の1億7800万円に急拡大し、22年3月期も前期比1.1%増の1億8000万円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。7期連続増収、4期連続増益。
4934 プレミアアンチエイジング
基礎化粧品等の企画、開発、製造、販売。ストック型の定期通信販売や小売店向け卸売り展開。6月14日、21年7月期第3四半期累計(20年8月-21年4月)の連結経常利益は前年同期非連結比5.4倍の44.1億円に急拡大し、通期計画の43.8億円に対する進捗率が100.8%とすでに上回り、さらに前年同期の50.1%も超えた。
5690 リバーHD
金属が主軸のリサイクル大手。自動車リサイクル、産業廃棄物処理も展開。タケエイと経営統合。5月14日、21年6月期第3四半期累計(20年7月-21年3月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の27.4億円に急拡大。通期の同利益を従来予想の22.8億円→33.9億円(前期は12.8億円)に48.6%上方修正し、増益率が78.1%増→2.6倍に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せ。
5699 イボキン
総合リサイクル企業。解体、廃棄物処理、金属加工のワンストップサービスで成長。全国展開図る。5月14日、21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比4.4倍の3.2億円に急拡大。併せて、通期の同利益を従来予想の3.3億円→5.8億円(前期は4億円)に74.8%上方修正し、一転して42.6%増益を見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
6432 竹内製作所
ミニショベル主体の建機中堅、クローラーローダーを世界初開発、海外販売比率高くシェア上位。7月8日、22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比48.4%増の43.2億円に拡大し、3-8月期(上期)計画の76.5億円に対する進捗率は56.5%に達し、5年平均の49.3%も上回った。
6613 QDレーザ
半導体レーザー技術を活用したデバイスを開発、販売。視覚障害者向けアイウェアを育成。5月13日、21年3月期の最終損益(非連結)は8.7億円の赤字(前の期は12.4億円の赤字)に赤字幅が縮小し、22年3月期も5億円の赤字に赤字幅が縮小する見通しとなった。7期連続赤字になる。
6890 フェローテック
半導体ウエハや半導体設備向け部品を製造。真空シール世界シェア6割。装置や材料、消耗品も。6月2日、22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益を従来予想の41億円→86億円(前年同期は0.7億円)に2.1倍上方修正し、増益率が59倍→123倍に拡大し、従来の3期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せ。上期業績の好調に伴い、通期の連結最終利益も従来予想の78億円→123億円(前期は73.7億円)に57.7%上方修正し、増益率が5.8%増→66.9%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せ。
6897 ツインバード工業
調理家電や照明、掃除機、季節家電など企画・販売。小物家電に強み。生産は中国協力工場を活用。7月8日、22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は6.2億円の黒字(前年同期は1.8億円の赤字)に浮上して着地。3-8月期(上期)の同損益を従来予想の3億円の黒字→6.3億円の黒字(前年同期は1.6億円の赤字)に2.1倍上方修正。上期業績の好調に伴い、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比38.4%増の6.7億円に拡大する見通し。
7094 NEXTONE
音楽コンテンツの著作権管理を展開。6月16日、デジタルコンテンツディストリビューション業務における新ブランド「ArtLed」を本格始動。5月14日、21年3月期の連結経常利益は前の期比83.1%増の5.4億円に伸び、22年3月期も前期比35.2%増の7.3億円に拡大を見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。7期連続増収、5期連続増益。
7811 中本パックス
グラビア印刷を軸にラミネート、コーティング事業を展開。食品包装、IT・工業材、医療に強み。7月8日、22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の8.2億円に急拡大し、3-8月期(上期)計画の8.7億円に対する進捗率は93.8%に達し、5年平均の51.5%も上回った。
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こだわりレーティング |
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07月12日(月)分
1332 |
日本水産 |
みずほ |
買い継続 |
670円→740円 |
2151 |
タケエイ |
いちよし |
A継続 |
1600円→2200円 |
2379 |
ディップ |
水戸 |
A継続 |
3800円→4250円 |
3186 |
ネクステージ |
いちよし |
A継続 |
2500円→2800円 |
3697 |
SHIFT |
岩井コスモ |
A継続 |
18000円→25000円 |
4763 |
クリーク&リバー |
岩井コスモ |
B+→A格上げ |
1800円 |
5411 |
JFEHD |
みずほ |
買い継続 |
1700円→1750円 |
5801 |
古河電気工業 |
SMBC日興 |
1継続 |
3100円→3400円 |
5802 |
住友電気工業 |
SMBC日興 |
1継続 |
1910円→2010円 |
6172 |
メタップス |
いちよし |
新規A |
2000円 |
6506 |
安川電機 |
マッコーリー |
OP継続 |
6500円→7000円 |
6506 |
安川電機 |
GS |
買い継続 |
7000円→7200円 |
6971 |
京セラ |
マッコーリー |
OP継続 |
8200円→8500円 |
8439 |
東京センチュリー |
東海東京 |
Neutral→OP格上げ |
5300円→7800円 |
9142 |
JR九州 |
モルガンS |
Overweight継続 |
3000円→3100円 |
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