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令和３年７月２０日（火）
| ０７月１９日現在海外相場 |
| ＮＹダウ |
３３９６２ドル |
−７２５ドル |
| ナスダック指数 |
１４２７４P |
−１５２P |
| ＣＭＥ日経先物 |
２７２６５円 |
−３３５円 |
（尚、ＣＭＥ日経先物の前日比は前日の大証比） |
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本日のこだわり相場感
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◎米国株大幅安
米国株が大幅に下げています。下げの最大の背景は世界で新型コロナウイルスのインド型（デルタ型）の感染が拡大していることで市場心理が悪化、米国でも7月に入り、感染増が目立っており、マスク着用を求める自治体もでてくるなど、規制を強化する動きです。米国株は7月半ばまで経済再開の期待から堅調だった反動で、持ち高調整の売りが強まっていることも相場の重石になっているとの見方なのですが、感染者数が増加していると言う事が投資家心理を冷やしているようです。
この動きは、リスク警戒感を強める流れとなり、安全資産としての債券が買われ米長期金利が低下しています。米10年物国債の利回りは一時、先週末より0.12％低い1.17％に低下し、約5カ月ぶりの低水準をつけています。コロナの感染拡大で、景気回復への不安が出ているほか、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の金融緩和の修正が遅れるとの見方も出ている事が背景です。金利の低下が株高にと言う動きではなく、単にリスク回避の流れが金利低下に繋がっている訳で、決して良い状況ではないと言えます。
リスク回避の流れと言う事ではやはり為替相場で円を買う動きが強まることになります。実際に外国為替市場では円相場が一時、１ドル109円10銭前後と、先週末より1円程度、円高・ドル安が進んでいます。この流れになると暫く落ち着きを取り戻すまではリスク資産である株式への資金は入り難くなる訳で、当然日本株にとっても悪い状況となります。
週明けのシカゴCME日経先物は昨日19日の大証比で500円程度まで下げており、2万7000円台を伺う動きとなっています。下値目途とされる200日移動平均線の2万7672円を昨日の終値で割り込み、シカゴCMEの水準まで下げるとなると7月9日の取引時間中の安値2万7419円をも割り込んでしまうことになります。この水準を下回ってしまいますと、下値目途が無くなりますから相場の踏ん張りどころを失ってしまう訳で、ここで外部環境の立ち直りを期待して下値を模索する展開になりそうです。
日本は3日後に東京五輪開催を控えていますが、かこの五輪開催国のアノマリーは五輪は開催国の株価にプラスとの経験則があるそうです。ただ今回は日本国内でも特殊なごたごたがありましたし、何よりも、新型コロナウイルス禍での異例の大会とあって、投資家自身もあまりその点についての意識は希薄のようです。東京五輪が中止にならずに何とか開催にこぎ着けたのは良いものの、やはり無観客と言う海外から見て違和感の覚える大会となると、日本に対する見方はあまり良い物ではないのかも知れません。
実際に東京五輪のスポンサーからも東京五輪のイメージがあまり良くないと言うことで、トヨタが東京五輪のCM放送を中止すると発表しています。テレビ局にとっては大打撃なのですが、自業自得とはこのことを言うのかも知れません。いずれにしても、大会を盛り上げる事が最大の成功のカギとなりますから、何とはメディアもこれまれの報道内容を反省し、日本国民に受け入れられる報道をして欲しいものです。日経平均株は正念場ですから、ここを持ち堪えられるのかどうかを見極めることになりそうです。
2929 ファーマフーズ
卵黄由来のサプリや化粧品通販が主力。7月16日、ロート製薬と資本業務提携。高付加価値の新規育毛剤、機能性食品、スキンケア製品の共同開発などを行う。6月4日、21年7月期第3四半期累計(20年8月-21年4月)の連結経常損益は27.1億円の黒字(前年同期は2.2億円の赤字)に浮上し、通期計画の21.4億円に対する進捗率が126.4％とすでに上回った。「ニューモ育毛剤」を中心に顧客獲得が進展し、育毛剤及び化粧品の販売が牽引役。また、国内を中心にヘルスケア企業向けダイエット食品及びナショナルブランド向けパウチゼリーなどが増加したOEM事業が大幅に伸長したことも寄与。
4482 ウィルズ
株主優待商品交換サイト『プレミアム優待倶楽部』運営、機関投資家情報提供などIR支援も。7月16日、東証が19日付で貸借銘柄に選定。5月17日、21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期非連結比12.3％減の6400万円に減り、通期計画の4億5000万円に対する進捗率は14.2％となり、前年同期の18.2％とほぼ同水準。
4483 JMDC
健康保険組合の医療データを匿名加工し製薬・保険会社等へ提供。7月16日、医師向け薬剤比較アプリ「イシヤク」をリリース。5月13日、21年3月期の連結税引き前利益は前の期比66.9％増の36.3億円に拡大し、従来予想の31億円を上回って着地。22年3月期も前期比16.9％増の42.5億円に伸びを見込み、7期連続で過去最高益を更新する見通し。
4812 電通国際情報サービス
親会社電通の社内システム構築が安定収益源。7月16日、21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の59億円→64.4億円(前年同期は68.6億円)に9.2％上方修正し、減益率が14.0％減→6.1％減に縮小する見通し。通期の経常利益は従来予想の123億円(前期は115億円)を据え置いた。
6264 マルマエ
液晶、半導体、太陽電池製造装置の精密部品加工業。7月16日、6月受注残高は前年同月比89.4％増の16.2億円。6月30日、21年8月期第3四半期累計(20年9月-21年5月)の経常利益(非連結)は前年同期比28.7％増の7.7億円に伸びた。通期の同利益を従来予想の10億円→12.3億円(前期は8.3億円)に23.1％上方修正し、増益率が19.9％増→47.6％増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通し。
6412 平 和
パチンコ、パチスロ機大手。パチンコ機の着脱分離方式草分け。傘下にゴルフ場大手PGM。7月16日、茨城グリーン開発が運営するオールドオーチャードゴルフクラブの事業を買収。5月13日、1年3月期の連結経常利益は前の期比75.1％減の57.9億円に落ち込んだが、従来予想の38億円を上回って着地。22年3月期は前期比3.7倍の214億円にＶ字回復する見通し。
6875 メガチップス
カスタムLSI、システム主力。ファブレスメーカー。7月16日、米国のアナログミックスドシグナルICソリューションプロバイダーであるSiliconBrite社と戦略的パートナーシップを締結。5月14日、21年3月期の連結経常利益は前の期比6.1倍の39.1億円に拡大したが、22年3月期は前期比5.4％減の37億円に減る見通し。同時に、従来未定としていた前期の期末一括配当を80円実施するとし、今期の年間配当は未定。
8089 ナイス
建材と戸建て・マンションの2本柱。木材市場業界では最大手。資材販売先への受注支援が強み。7月16日、ヤマダホールディングスと資本業務提携。ヤマダHDを割当先とする210万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は1867円。5月12日、21年3月期の連結経常利益は前の期比11倍の39.4億円に拡大したが、22年3月期は前期比34.0％減の26億円に落ち込む見通し。前期の年間配当を15円→30円(前の期は無配)に増額し、今期は前期の記念配当15円を落とし、普通配当15円にする方針。
2150 ケアネット
医師向け情報サイトを通じ製薬の営業支援。DVD、動画配信による医師教育コンテンツ提供も。5月13日、21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比4.6倍の8.6億円に急拡大。併せて、通期の同利益を従来予想の16.9億円→22.2億円(前期は15億円)に31.3％上方修正し、増益率が12.4％増→47.5％増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せ。
2930 北の達人コーポ
健康食品や化粧品中心のネット通販会社。オリゴ糖原料の『カイテキオリゴ』などが主力商品。7月15日、22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期非連結比27.1％減の4億円に減り、3-8月期(上期)計画の8.8億円に対する進捗率は45.9％となり、5年平均の47.3％とほぼ同水準だった。
3415 TOKYO BASE
国内ブランド特化型のセレクトショップと独自ブランド『UNITED TOKYO』店運営。7月14日、2年1月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は2.6億円の黒字(前年同期は0.4億円の赤字)に浮上し、通期計画の12億円に対する進捗率は21.8％。
3479 ティーケーピー
貸会議室大手。遊休不動産の一括借り上げ、小分け活用で成長。ホテルも展開。大塚家具と提携。7月15日、22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は9.7億円の赤字(前年同期は12.8億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
3627 JNS HD
ソリューション・デバイス事業を展開。AI･IoT分野の開発に強み。キッズ向けコンテンツも。7月14日、22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は1億5100万円の赤字(前年同期は3100万円の黒字)に転落。
4490 ビザスク
ビジネス知見持つアドバイザーと顧客をマッチングし、インタビューを設営するサービス提供。7月15日、22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比60倍の1.2億円に急拡大し、通期計画の2.2億円に対する進捗率は54.5％に達し、さらに前年同期の1.0％も上回った。
6058 ベクトル
SNSなどネット媒体得意とするPR会社。7月15日、22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比578倍の11.5億円に急拡大し、3-8月期(上期)計画の10.7億円に対する進捗率が107.9％とすでに上回り、さらに5年平均の37.6％も超えた。
6167 冨士ダイス
超硬合金製の耐摩耗工具・金型で国内トップ。製造業3000社と取引。受注生産・直接販売。5月12日株価は上昇。20年3月通期連結業績では5.8％減収、34.7％経常減益を見込む。超硬製工具類では、主に海外向けの熱間圧延ロールや超高圧発生用工具の販売が好調に推移。超硬製金型類では、自動車部品生産用金型や光学素子成形用金型の販売が好調を維持し、大幅に増加したことに加え、電池関連金型の販売も増加。
6532 ベイカレントコンサルティング
経営戦略からITまで高い専門性が強みの総合コンサル会社。7月15日、22年2月期第1四半期(3-5月)の税引き前利益(非連結)は前年同期比67.5％増の49.8億円に拡大し、通期計画の159億円に対する進捗率は31.2％に達し、5年平均の22.6％も上回った。
6564 ミダック
東海地盤の産業廃棄物の処理・管理業者。7月6日、長野県の売木村とSDGsの推進に向けて包括連携協定を締結。5月14日、21年3月期の連結経常利益は前の期比27.8％増の18.4億円になり、22年3月期も前期比12.7％増の20.8億円に伸びを見込み、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。7期連続増収、増益。
7095 MACBEEPLANET
Web広告データ分析・管理システム『ハニカム』展開。申し込み獲得等に伴う成果報酬で稼ぐ。7月14日、AIマーケティングプラットフォーム「3D AD」を運営するAlphaの全株式を取得し子会社化。6月11日、21年4月期の連結経常利益は前の期非連結比2.2倍の7.8億円に急拡大し、従来予想の6.1億円を上回って着地。22年4月期も前期比27.4％増の10億円に伸びを見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通し。6期連続増収、増益。
7351 グッドパッチ
企業のアプリやWebサービスを主にデザイン面で支援して開発。独子会社で欧州にも展開。7月15日、21年8月期第3四半期累計(20年9月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の3億2800万円に急拡大。通期の同利益を従来予想の2億9600万円→3億7400万円(前期は2億1100万円)に26.4％上方修正し、増益率が40.3％増→77.3％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せ。
7599 IDOM
中古車買い取り首位。直営軸に『ガリバー』展開。小売り強化。配当は直近実績１株益の30％目安。7月14日、22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は49.1億円の黒字(前年同期は5.5億円の赤字)に浮上して着地。3-8月期(上期)の同利益を従来予想の53.5億円→78.5億円(前年同期は31.4億円)に46.7％上方修正し、増益率が70.0％増→2.5倍に拡大し、従来の12期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の114億円→139億円(前期は96.4億円)に21.9％上方修正し、増益率が18.2％増→44.2％増に拡大し、従来の15期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せ。
7695 交換できるくん
住宅設備機器の本体と工事をセット販売。Webで見積もり、注文できる手軽さと低価格に強み。5月14日、21年3月期の経常利益(非連結)は前の期比49.1％増の2.5億円に拡大し、22年3月期も前期比25.5％増の3.2億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増収、増益。
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| こだわりレーティング |
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０７月１９日（月）分
| 2726 |
パルグループ |
岩井コスモ |
B+→A格上げ |
1700円→2100円 |
| 3283 |
日本プロロジス |
GS |
買い継続 |
415000円→431000円 |
| 4613 |
関西ペイント |
GS |
買い継続 |
3300円→3330円 |
| 6326 |
クボタ |
GS |
買い継続 |
3150円→3400円 |
| 6532 |
ベイカレント |
水戸 |
A継続 |
36000円→48000円 |
| 6586 |
マキタ |
UBS |
Neutral→Buy格上げ |
4950円→7200円 |
| 6723 |
ルネサスエレク |
メリル |
買い継続 |
1750円→1800円 |
| 6988 |
日東電工 |
シティG |
新規1 |
10000円 |
| 7203 |
トヨタ自動車 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
10100円→11600円 |
| 7599 |
IDOM |
三菱UFJMS |
Buy継続 |
1000円→1300円 |
| 7912 |
大日本印刷 |
SMBC日興 |
1継続 |
2900円→3000円 |
| 8035 |
東京エレク |
東海東京 |
OP継続 |
50000円→58000円 |
| 8750 |
第一生命 |
東海東京 |
Neutral→OP格上げ |
1310円→2360円 |
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