デイトレード・株式情報サイト「カブビト」

勝つための“投資戦略”を探る|やはり60ヵ月移動平均線で底入れた可能性が濃厚|デイトレ、デイトレード、株式情報ならカブビト



勝つための“投資戦略”を探る




 − 4/15(火) −


やはり60ヵ月移動平均線で底入れた可能性が濃厚


トランプ関税は長い目で見てプラス要因に

 日経平均は、4月7日安値30792円から、34000円台まで戻してきています。

 60ヵ月移動平均線に到達してから大幅な反発となっており、やはり、60ヵ月移動平均線の近辺が重要なサポートラインとなっていたのだと思いますし、トランプ関税による急落も底入れの動きとなった可能性が高いと思います。

 トランプ関税については、私の予想を超える株価下落を引き起こしてしまったこと事実です。しかし、

@トランプは世界経済を壊すことまではしない
A長い目で参入障壁を下げて世界経済を活発化する可能性もある


いう見方については正しいのではないかと思っています。

 トランプ大統領が指摘するように、日本をはじめとして世界各国には不合理な参入障壁が残っていることは確かです。これらを壊すことは世界経済やその国の経済を活性化することに役立ちます。

 たとえば、日本のコメの関税700%というのはもう時代遅れでしょう。日本のコメ農家を守る必要性はある程度認められると思いますが、その方法はコメの輸入を実質的に禁止するようなバカ高い関税率ではないと思います。

 まして、今日本国民はコメ価格の高騰に悩まされています。この問題を解決するのは簡単なことです。コメの関税を大幅に下げて安い輸入米を国内に流通させることです。がちがちに既得権で固められた世界だと思いますが、それを崩すのはトランプ関税のような強烈な外圧なのではないかと思います。

 繰り返しになりますが、私は、世界経済は長い目で見ればよい方向に向かっていると思います。最大の要因はAI革命です。

 細かい理屈はいろいろあるでしょうし、ネットの世界では賢そうな人たちが様々な悲観論を展開しています。

 しかし、テクノロジーの世界に強烈な進化の波が押し寄せている時に、細かい理屈はあまり意味がないのではないかと思います。

 まして、チャート分析を根拠に述べている悲観論などはナンセンスだと思います。私はチャート分析より人類の進化の力を信じます。今、人類の進化が非常に力強く推進されている局面です。こういう局面で関連株を保有しなくてどうするんだろうとさえ思います。

 私は、今回の急落は絶好の買いチャンスだと思っていますし、すでに保有している株の保有も断然持続したいと考えています。


<注意>

 原稿は、運用で勝つための戦略を探るアイデアを模索している過程を記したものです。記載される 米国株動向、世界経済動向予想、さらに日経平均予想についてもテクニカルが主体であり、あくまでも予想であります。相場は急激に想定外に変化する場合もあります。読者の皆さんが投資される際には、これをあくまでも参考として、最終的にはご自身で吟味して投資していただくようにお願いします。