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勝つための“投資戦略”を探る|時価総額トップのマイクロソフトが史上最高値を更新中。その意味とは・・|デイトレ、デイトレード、株式情報ならカブビト



勝つための“投資戦略”を探る




 − 6/17(火) −


時価総額トップのマイクロソフトが史上最高値を更新中。その意味とは・・


日経平均が38000円前後の中段もみ合いを上抜けすることの意味

 日経平均はこの1週間で、38500近辺から一度37500円近辺まで落ちた後、また38500円台に戻る動きとなりました。本日17日前場時点では38500円前後の動きとなっています。

 日経平均は4月初旬のトランプ関税ショックで4月7日に30792円まで急落した後、5月13日に38494円まで反発しました。その後1か月以上高値でもみ合いを続けていますが、ここにきて、38500円の壁を上抜きつつあるような動きとなっています。この「中段のもみ合い」といわれる状況を上に抜けてくると、さらに7000〜8000円級の上昇になる可能性があるのではないかと思われます。


マイクロソフトが史上最高値更新していることの意味は重大

 もう一つ、重要な動きがあります。

 それは、アメリカ株の話ですが、マイクロソフトが連日のように史上最高値更新を続けていることです。

 マイクロソフトと言えば、現在時価総額が約500兆円で世界一位の会社です。これほどの会社が史上最高値を連日更新しているというのは、株式市場が強力なブルドーザーにけん引され始めていることを意味すると思われます。

 マイクロソフトの株価が上昇している原因は、AI事業の成長です。マイクロソフトはオープンAIと協業しているAI事業が絶好調で新しい成長過程に入ってきたと思われます。そのマイクロソフトが力強く史上最高値を更新している状況というのは、AI革命が力強く進行していることの何よりもの裏付けであると考えられます。

 同じくオープンAIとの協業を進める日本のソフトバンクグループにも期待がかかるところだと思います。

 ちなみに、時価総額2位は、マイクロソフトとほとんど同じ水準でエヌビディアです。エヌビディアもAI革命のトップを走る会社です。エヌビディアも史上最高値更新が間近になっており順調に上昇を続けています。

 エヌビディアについてはこれまでも何度も言及していますが、5月29日に発表された決算が非常に好調であり、改めてAI革命の進展を確認したところです。

 私の相場観としては、「AI革命進展に伴う大きな上昇トレンドが継続中である」、「急落などは基本的に押し目買いのチャンス」という見方を何度も申し上げていますし、そのトレンドが継続しているところだと思います。

 私個人としては、引き続き以上のような見方のもと、AI株の保有を持続していこうと考えています。


<注意>

 原稿は、運用で勝つための戦略を探るアイデアを模索している過程を記したものです。記載される 米国株動向、世界経済動向予想、さらに日経平均予想についてもテクニカルが主体であり、あくまでも予想であります。相場は急激に想定外に変化する場合もあります。読者の皆さんが投資される際には、これをあくまでも参考として、最終的にはご自身で吟味して投資していただくようにお願いします。