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勝つための“投資戦略”を探る|中東情勢の混乱を乗り越えて高値更新に向かう|デイトレ、デイトレード、株式情報ならカブビト



勝つための“投資戦略”を探る




 − 6/24(火) −


中東情勢の混乱を乗り越えて高値更新に向かう


中東情勢悪化は良い押し目を提供

 日経平均はこの1週間で、38800円近辺から一度38000円近くまで下落し、本日24日前場にはまた38800円近辺に戻してきています。

 ここ最近、こうした株価の上下動を起こしている要因は中東情勢です。

 6月13日にはイスラエルがイラン核施設を攻撃し、21日には米国がまたイランの各施設を攻撃、イランも米軍基地に攻撃をしかける、というように、イスラエル・アメリカとイランの間で応報が繰り広げられました。

 情勢が悪化する度に株価が急落するのですが、その後高値を更新する、という動きが続いています。そして、23日にはトランプ大統領が一時停戦を発表し、日経平均は急反発して戻り高値更新、という動きになっています。


今の相場の本質はAI革命とインフレの進展

 株価はさまざまに要因で動いています。上昇要因もあれば下落要因もあります。常に複数の要因が複雑に絡み合いながら株価が動いています。

 今年に入ってからは、トランブ関税と中東情勢が株価の下落要因となり、節々で株価急落を引き起こしています。

 投資家にとって大事なことは、さまざまな要因の中で、中長期的に株価の動きにとって重要な要因は何なのかを見極めることです。

 今相場において、その本質的な要因とは、何度も述べているようにAI革命とインフレの進展だと私は思います。

 さまざまな要因で株価が下がることがありますが、中長期的に強力な上昇要因があるので、結局は「下がったところは良い押し目買いのチャンス」になる可能性が高いと思われます。

 AI革命の進展はいまや疑いようがありません。「AIは利益にならない」という懐疑論もありますが、マイクロソフト、エヌビディア、ARM、ソフトバンクGなどがAI関連事業で順調に利益拡大しています。

 しかも、AIが社会に本格的に入り込んでくる動きはまだ初動段階だと思われます。今後、AIによる産業革命や社会の変革が本格化していくことはまず間違いないことだと思います。

 AIをいかに使いこなし、AIといかにうまく付き合うかが現代人の最大のテーマの一つになりつつあります。

 インフレについてもまだ道半ばか初動だと思います。もうすでに物価上昇はだいぶ進んだのですが、まだまだこの流れは続く可能性が高いと思います。

 AI革命とインフレの進展により、5年後にはかなり世の中や株式市場の風景が変わっているのではないかと思います。

 ということで、私の相場観は引き続き、「AI革命進展に伴う大きな上昇トレンドが継続中である」、「急落などは基本的に押し目買いのチャンス」だということであり、私個人としては、AI株の保有を持続していこうと考えています。


<注意>

 原稿は、運用で勝つための戦略を探るアイデアを模索している過程を記したものです。記載される 米国株動向、世界経済動向予想、さらに日経平均予想についてもテクニカルが主体であり、あくまでも予想であります。相場は急激に想定外に変化する場合もあります。読者の皆さんが投資される際には、これをあくまでも参考として、最終的にはご自身で吟味して投資していただくようにお願いします。