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勝つための“投資戦略”を探る|スーパー人工知能が実現し、AI企業の収益が爆発的に伸びる未来像|デイトレ、デイトレード、株式情報ならカブビト



勝つための“投資戦略”を探る




 − 7/1(火) −


スーパー人工知能が実現し、AI企業の収益が爆発的に伸びる未来像


日経平均45000円に向けて

 日経平均はこの1週間で、38800円近辺から40000万円を突破する水準まで上昇してきました。

 最近はトランプ関税や中東情勢で株式市場が何度か急落しましたが、それらの波乱を乗り越えて40000円を回復してきました。

 先々週の原稿では、

@日経平均が38500円の壁を突破したこと
A当時時価総額トップのマイクロソフトが上場来高値を更新してきたこと

(※現在は、時価総額トップはエヌビディアで、マイクロソフトは2位)

の2つが重大な上昇トレンド開始のサインであることを指摘し、日経平均は38500円から7000〜8000円上昇するのではないかと予想しました。日経平均の水準としては45000円を超える水準です。

 7000〜8000円というのは、4月安値から38500円までの上昇分ですが、38500円という重要な節目で十分な調整期間を経て上昇開始した場合に、再度そのくらいの上昇幅が実現する可能性が高いと経験上考えられます。

 この1週間の上昇の動きは、以上の推測を裏付けるような力強い動きとなってくれました。


ソフトバンクグループ孫社長のプレゼンからAIの未来を探る

 私が、株式市場は中長期的に大きな上昇トレンドが続くだろうと予想している2大根拠は、AI革命とインフレという2つの歴史的なトレンドです。これら2つの歴史的なトレンドは、他の様々な要因を吹き飛ばして圧倒的な上昇要因として当面は相場を形成するのではないか、という考えです。

 AI革命についてはリード役の企業を動向を追うことで状況確認していくことが大切だと思います。

 具体的にリード役の企業とは、エヌビディア、マイクロソフト、ソフトバンクグループなどです。

 そのうち、ソフトバンクグループの孫社長の株主総会でのプレゼンが6月27日に行われました。孫社長はAI革命の中心人物の一人であり、AI革命の進展を探るために孫社長のプレゼンは多いに注目されます。

 孫社長は今回のプレゼンの中で、AIが人間の能力の1万倍近い能力を持つASI(スーパー人工知能)の実現が10年後には実現し、あらゆる分野が劇的に変化すると予想しています。

 そして、ソフトバンクグループは、このASIが実現する世界の中で、10年後にとプラットフォーマーになると今回のプレゼンで宣言しました。

 ASIが実現した時には、世界のGDPの最低でも5%、つまり1300兆円はASIが取って変わり、それを4つくらいのプラットフォーマーが売上高として分け合うだろう、と孫社長は予想しています。

 ソフトバンクグループはそのプラットフォーマーの1社になり、売上高100兆円、営業利益50兆円という企業になるというビジョンを孫社長は述べています。

 ソフトバンクグループの時価総額は現在15兆円程度ですが、このビジョンが実現できれば、株価は数十倍になる可能性が計算できます。

 かなり大まかなビジョンではありますが、AI産業の将来性というのがいかに莫大なものであるかが伺えると思います。

 私としても、個人的に今後もAI関連の銘柄研究を進めて、AI株への投資を進めていきたいと考えています。


<注意>

 原稿は、運用で勝つための戦略を探るアイデアを模索している過程を記したものです。記載される 米国株動向、世界経済動向予想、さらに日経平均予想についてもテクニカルが主体であり、あくまでも予想であります。相場は急激に想定外に変化する場合もあります。読者の皆さんが投資される際には、これをあくまでも参考として、最終的にはご自身で吟味して投資していただくようにお願いします。