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勝つための“投資戦略”を探る|名目GDPは年率6.6%増と加速|デイトレ、デイトレード、株式情報ならカブビト



勝つための“投資戦略”を探る




 − 9/9(火) −


名目GDPは年率6.6%増と加速


IT革命による成長とインフレの進展が続く

 日経平均はこの1週間で42000円近辺から44000円近辺に上昇しました。本日9日前場は44000円を突破し、史上最高値を更新しました。

 日経平均はIT革命とインフレという2大トレンドを背景に大きな上昇トレンドを継続ており、直近の下落では25日移動平均線近辺から反転するのではないか、と予想してきましたが、ほぼその通りの展開になっています。

 昨日8日には、IT革命とインフレを背景にした経済成長を裏付けるデータが出てきました。

 日本の4−6月期のGDPが発表され、実質GDPの年率成長率は予想値の1.0%を大幅に上回る2.2%となりました。

 さらに注目されるのは、名目GDPが年率6.6%という大幅な成長となったことです。このペースが続けば、名目GDPは10年で2倍程度になります。

 6.6%成長となった要因の半分はインフレで半分は経済成長です。まさに、IT革命とインフレの進展が数字となって表れてきているといます。

 IT革命とインフレという二大要因による経済成長と株価の上昇トレンドが続く状況は、投資家にとっては資産を大きく増やすチャンスといえますが、その一方で、投資をしていない人には資産を実質的に目減りさせるリスクの高いピンチといえます。

 今、世界中の資産家は、現預金や債券から、株・不動産・金・ビットコインなどのリスク資産へ資金を一所懸命にシフトしているところです。インフレ下では、現預金や債券こそリスクが大きく、株・不動産・金・ビットコインこそリスク回避の重要な手段になるからです。

 こういう時には、優良な株や不動産などに資金を移し、それらをじっと保有し続けるべきなのではないかと思います。一部の凄腕トレーダーを除いて、資産を短期で売買するのもあまり得策ではないのではないかと思います。

 以上のような考えから、私個人としては、引き続きAI株や暗号資産をじっと保有続ける方針を続けたいと考えています。


<注意>

 原稿は、運用で勝つための戦略を探るアイデアを模索している過程を記したものです。記載される 米国株動向、世界経済動向予想、さらに日経平均予想についてもテクニカルが主体であり、あくまでも予想であります。相場は急激に想定外に変化する場合もあります。読者の皆さんが投資される際には、これをあくまでも参考として、最終的にはご自身で吟味して投資していただくようにお願いします。