− 5/11(金) −
【出席者】
タカダ:ディーラー、ババ:アナリスト、トシ:業界誌記者、ハコ:歩合外務員、モトハル:カブースタッフ
モトハル:こんにちは、週末本音フリートークを始めます。今週は重要なイベントが目白押しとなりました。と言うかまだ結果が出ていないものもあるのですが、今のところは相場に大きな影響が及ぶものではないようです。特に相場が好感しのは、米国24日の取引終了後に決算発表したアップルの第2四半期(1−3月)決算によると、純利益は前年同期比94%の116億ドル(約9430億円)と大幅増益となっています。スマートフォン(多機能携帯電話)の「iPhone(アイフォーン)」やタブレット型多機能端末「iPad(アイパッド)」の販売が寄与しています。このアップル株の堅調な決算から電子部品などを供給する関連銘柄に買いが入っています。これから本格化する各社の決算発表への期待感が高まっている格好となり、相場を下支えする材料となったようです。主力のスマートフォン(多機能携帯電話)「アイフォーン」が好調で、部材などを供給する日本企業への業績寄与も期待されています。日本国内でも決算発表が本格化していますが、総じて好調な決算を想定する動きで、株式相場が外部環境の懸念によって不透明感が強まっている中でも、強い基調を維持する最大の買い材料となると見られています。これから5月中旬に向けた動きに期待が掛かりそうです。特に金融緩和策への期待感から、市場に流入する資金が増えているとの思惑から、短期的な資金を元にして、材料性、仕手性の強い銘柄も活況となっています。地合いの良さもあるのでしょうが、相場全体が本格的に上昇しなくとも、個別株にとっては良い展開になりそうです。それではGWを挟んだ日程にはなりますが、来月5月相場で活躍しそうな銘柄を中心に特選情報をご紹介下さい。
ハコ:仕手株はここで新しく買われる株があり、大人気になっている。中心は8103 明和産業との見方だが、この株は本気でさらに上がることがあるとすれば、仕手本尊がさらにHPの更新があるのではない、と見られている。さらに、何本か種玉を仕込みしているとのうわさもあるため、復興関連株なども狙われる可能性があり、ここで短期的に上げてきた株は思惑めいて 人気が拡大している。6358 酒井重工も前から噂だけがあったが、復興関連ということで買いが買いをよび、大商いとなっている。さらに、7272 イトーキなども予想外に上がった。三陽商会とか、内田洋行とかも噂になっているけど、あくまでも噂であり、大化け株は限られるものと思う。
トシ:5月に入ると反発力を強める株が出てきそうだね。9001 伊藤忠商事などは1200円目標、銀行株も不動産株も大きく戻りありそう。不動産株では3231 野村不動産HDがよく、すでにあげているが銀行株では8410 セブン銀行は人気となり200円突破が期待されている。これからの押し目買い狙いは、6501 日立、この株は堂々と値幅どりになる期待がある。6773 バイオニアはしっかり幅がとれそう。もともと人気あるが、今後の成長性に注目がある。7201 日産自動車なども十分に充電が終わり、パワーをため込んだ感じ。戻りに入ると値幅どり候補となる。6502 東芝、6461 日本ピストン、8101 GSIクレオス、6755 富士通ゼネラル、5929 三和シヤッターHDとなども押し目狙い。
ハコ:安くて下げリスクが比較的少ない株、8090 昭光通商、6440 JUKI、3408 サカイオーベックス、8074 ユアサ商事、9305 ヤマタネなども今後は時間経過とともにしっかり下値を切り上げることになりそう。2768 双日などもしっかり反発ありそう。復興がらみでは、当面、物色圏外にあった建設株、1824 前田建設、1801 大成建設、1802 大林組、1803 清水建設など今後は押し目狙い、1815 鉄建なども120円台は狙い。さらに、ここで復興がらみでセメント株も人気にっているが、2362 夢真HDなども時間かけながらもこれからさらなる相場に発展する期待がある。戻りに入ると一斉に戻ってくるはずで、徹底して押し目狙い。1884 日本道路なども首都高工事がらみ、地上でも地中化でも道路株は結局買い。
トシ:8007 高島は太陽光システム関連として人気成っているが、今後はいろいろな株が買われそう。4651 サニックスなども一定日時かけながらも再度250円以上を狙う。1919 エスバイエルなどは目先急激な変化はないが、180円台はしずかに狙いとなりそう。4042 東ソーはそろそろ仕込み場。とにかく安い。戻りに入ると50円高も期待される。6632 JVCKW などは戻りに入るとこの株は80円高も期待される。不動産株では8804 東京建物などは 戻りの力あり。期待される。商社株は出遅れとして8002 丸紅も注目したい。この株は700円以上の目標をつけている証券もあり、押し目は狙いとなりそうだ。
モトハル:好調な企業業績に関して、明るいニュースが日経に紹介されています。タイトルは「企業業績、今期回復へ 震災・タイ洪水を克服」と言うものです。上場企業の業績回復が鮮明になってきたということなのですが、決算発表序盤では日本電産が過去最高の営業利益を見込むなど9割近い企業が2013年3月期は増益になると発表されています。東日本大震災やタイ洪水の打撃から立ち直り、ここ数年進めた収益構造改革の成果が出るようで、船舶リストラで海運大手3社が今期、そろって黒字転換が予想されるなど、今後本格化する決算発表でもV字回復を見込む企業が相次ぐ可能性があるとの分析です。日本経済新聞社の集計によると、4月以降に12年3月期の業績予想を修正した130社のうち72%にあたる93社が上方修正となっています。円高一服にも後押しされ、特に1〜3月期、幅広い業種で業績が好転する動きが広がっているようです。特に注目されるのはこの好調な流れが今期も続くと言う見方で、24日までに決算発表した3月期決算企業の28社中、86%に相当する24社が13年3月期に経常増益を見込む業績予想を発表しています。今期の収益をけん引する要因は災害からの回復や合理化、強みのある製品・市場の好調などです。実際にこれまで円高進行で収益悪化に苦しんだ多くの企業が回復の勢いを増している事は確かですし、震災復興から生き返ったと言う見方が出来るのかも知れません。日本の決算発表が相場を下支えする動きになっているのと同様に米国でも企業の決算内容が相場を牽引する動きになりそうです。日米の相場見通しについては、欧州などの外部環境の先行き不透明感が強いもののの専門家は総じて楽観的な見方をしているとの報告が出ています。WSJ紙が全米のファンドマネジャーを対象とした調査を実施していますが、ファンドマネジャーたちは今後1年間の株式市場の見通しに関して、慎重ながら楽観している状況となっているようです。企業の財務体質はおおむね良好であり、欧州債務危機も数カ月前に比べると沈静化したとしています。さらにはゼロに近い金利のおかげで、リスクの高い資産の魅力も増しているとのことです。来年半ばまでの株式の見通しについて55%のファンドマネジャーが強気、あるいはかなり強気と回答しています。52%のマネジャーが強気と回答した昨秋の調査からは微増だが、59%だった2011年春の調査よりはやや減っています。今回の調査で強気と回答したファンドマネジャーは、NYダウが年末までに6%上昇して1万3756ドルになり、その後さらに3%上昇して2013年6月には1万4183ドルになると予想しています。そこまで順調に上昇し続けるという保証はありませんが、先週末の終値、1万3029ドルから約10%の上昇を見込んでいることになります。同様にS&P500指数は年末までに6%上昇して1456になり、2013年6月には1508に、ナスダック総合指数については年末までに7%上昇して3211に、2013年6月までには3360に達するとみられています。その根拠としては、超割安ではないものの、市場のバリュエーションを見ると上値余地も残っているとの見方があるようです。S&P500指数は今年の予想1株当たり利益(EPS)の13倍で取引されています。トムソン・ロイターによると、これは過去22年間の平均である16.8倍を大きく下回っています。今日の市場は過小評価されていると回答したファンドマネジャーが46%(昨秋の61%から減少)、株価水準は妥当だとする向きは41%(昨秋の26%から増加)となっていますが、残された割安感が企業業績や金融政策によって、相場を持ち上げる原動力になるとの見方も出来そうです。個別株での注目銘柄ではバークレイズキャピタル証券が新規に「1」目標株価を420円とした9065 山九。業績自体は13年3月期予想で、ピーク利益だった2008年3月期の8割レベルまで回復すると予想、ここからは円安や震災、洪水影響一巡等により顧客のメンテナンス投資マインドは改善傾向に向かうと想定しています。それではその他情報がございましたら宜しくお願いします。
タカダ:前2012年3月期は不振でも今2013年3月期は回復という銘柄が引き続き狙われていますが、その一つとしては6976 太陽誘電というのもおもしろい存在です。5月14日に本決算の発表を控えていますが、主力のコンデンサーがパソコンやテレビ向けに不振だったほか円高進行の影響もあって2桁の減収、大幅な営業赤字、経常赤字となりました。しかし、2013年3月期に関してはコンデンサーの受注が回復することや海外に生産拠点を移管することで収益性が改善することで「V字回復」が見込まれています。円高基調が修正されたことも追い風となり、2013年3月期は一転して営業利益、経常利益、最終利益と揃って「黒字転換」が予想されています。また、この株は信用の取り組み倍率が0.77倍と「売り長」であり、売り方の損失覚悟の買い戻しも期待できそうです。
ババ:セブン銀行がよく値上がりしていたのが話題になっていたが、セブン銀行と同様に好調なセブン−イレブンと密接な関係がある2918 わらべやというのも息の長い上昇トレンドに発展する可能性がある。先に発表された2012年2月期決算もセブン−イレブンの店舗増が追い風に増収となった。6.6%増収、営業18.8%増益、経常13.2%増益と好調だった。2013年2月期に関しても同様だろう。セブン−イレブンの高水準の出店を背景に増収が続く見通しにあり、予想では4.7%増収、営業10%増益、経常10.9%増益が見込まれています。東洋経済予想によれば2014年2月期に関しても同様の「2桁増益」が予想されており、当面、業績は拡大基調が続くのは間違いなさそうだ。割安・好業績を評価した買いに支えられ、底堅い動きが続きそうだな。
タカダ:一つの震災復興関連ですが、3524 日東製網というのも動意づく可能性があるとみています。先に発表されていた2011年5月〜2012年1月の連結経常利益ですが3.45億円の「黒字転換」となり、3四半期累計の通期計画に対する進捗率も86%と計画を上回って推移しています。震災の復興需要で漁網や漁労機器が伸びて売上・利益共に計画を超過しています。また、経費削減も奏功するようで、2012年4月期通期の売上高は19.2%増、営業249%増、経常利益は4.00億円の「黒字転換」が見込まれていますが、足元が好調なこともあり、増額修正の可能性もあるなどと観測されています。震災直後も動意づいた敬意がありますが、いよいよここにきて本格的な相場が立ち上がりそうな気配です。
ババ:5月15日に2012年3月期本決算を発表する予定の6013 タクマも業績に安心感があるわりには株価が出遅れており、これからの5月相場で見直される可能性が高いと考えられる。前2012年3月期は国内ゴミ処理施設の大型受注を順調に『消化』したほか、バイオマス発電用ボイラーが内外で伸びたこともあり、大幅な増収増益となったようだ。今2013年3月期に関してもゴミ処理施設の受注やバイオマス発電用ボイラーの伸びが見込めることで最終増益を確保できる見通しだ。特にバイオマス発電用ボイラーは原発停止で電力不足が懸念されていることもあり、長期的な需要の伸びが期待できそうだ。PERも10倍そこそこと割安状態であり、株価の水準訂正は必至と考えられる。
モトハル:週末からゴールデンウイークに入ります。どこから旅行に行かれる方も多いようですし、東京を始め、関東圏では色々なショッピングセンターなどがオープンしたようですから、買い物に出かける方も多いのかも知れません。個人的には、日頃行けないような美術展にも出かけようかと思っています。個人的には中学生の時に見た「ドラクロア展」が非常に印象的で、その後俄か絵画ファンになったものです。実際の絵を購入するには高くて手が出ませんが、コピーではなく、無名の画家で良いですから、何時かは本物の絵画を家の中に飾りたいものです。GWは総じて天気が良さそうですから、是非とも色々なところに御出かけ下さい。それでは今週はこの辺りでお終いです。
※カブーフレンズのコンテンツ「フリートーク」を1週遅れで掲載しています。
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