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今後も日本は低成長が続く、だからこそ「運用の時代」...


山岡マネージャー:株も総じて低迷していますし、世間にもパッとした明るい話題がないこともあり、来週からの8月相場も「どうなることやら」という感じですが、ダメだダメだと言われていると意外に強かったりする場合もあるのも8月相場ですよね?


海原総料理長:そうじゃな。どうせ8月で暑いから相場なんてやる人も少ないだろう、「夏枯れ相場」などと言われたりするものだが、ところがドッコイ、「夏枯れ」になっても「閑散に売りなし」で意外に売り込まれることなく上げに勢いがついたりする場合がある。強い強いと言われると実際には下がり、弱い弱いと言われていると実際には上がる、だとしたら案外8月は強いのかもしれんな。


山岡マネージャー:ですよね。相場なんてのは大体がおおかたの予想の反対に行くものですからね。これからの8月はダメだと言われる場合、8月に入る前に相場に織り込まれてしまう場合が多いもので実際には8月は「買い」が正解だったりするのではないでしょうか?それに国民の投資意欲というのも意外に旺盛なところがありますからね?


海原総料理長:そういうことじゃな。見通しが良くないとされるからこそ余計に8月は強くなる可能性もあり、また、山岡君が言うように国民の投資意欲も案外根強いものがあるな。それを示す一つのサインとしては家計貯蓄率が非常に今は低くなっていることだ。かつての日本は貯蓄率が20%以上という少し異常なぐらいに銀行に貯金する人が多かった国だが、今や米国やイタリアなど日本以外の先進国よりもはるかに低い2%台に低下している。これは言うまでもなく、あまりにも低金利時代が長く続き過ぎてしまい、銀行にお金を預けることで「利子」や「利息」というものがつくという常識がほぼ消滅してしまったからに他ならない。「銀行の利息?何のことだ?」と知らない人が今は大半なのかもしれない。半面、世間には株式のトレーディングやFXで稼いでいる人がたくさんいるし、銀行にお金を預けておく意味がないと思っている人が世の中にはたくさんいる。景気は低迷、今後も日本は低成長が続く、だからこそ「運用の時代」ということだろうな。


山岡マネージャー:おっしゃる通りだと思います。本当に私もそれには同感です。個人差はあると思いますが、でも、大体のサラリーマンの皆様は昔の高度成長時代と違って所得が右肩上がりで増えたりしませんし、増えるどころかどんどん減らされているような時代が続いています。よくて横ばいであり、若い人の間には「給料というのは増えることがあるということを知らなかった」なんていう人まで多いそうですね。そんな時代ですから何もしないで普通に生きているだけでは、それこそ「座して死を待つ」ようなものです。それだったら少しでもお金を増やそうとする努力をしようではないか、それが日本人の貯蓄率の低下に表れていると思います。運用の時代、それも人に任せるのではなく自らの手で増やす時代だと思います。それでは本日も、いくつか「先高期待株」をお願いします。


海原総料理長:そうじゃな。やっぱり今の相場の一つの本命といえば6101ツガミじゃろうな。再びツガミが大活躍する場面が到来していると考えられる。詳細については特に多く申し上げるまでもなく知られていることと思うが昨年11頃から一貫して好調な状態が続いているということだろう。同社の「自動旋盤」はスマートフォンの精密部品向けやHDD加工用に急拡大しており、製造するそばから飛ぶように出荷されている状況と伝えられており、業績の「上ブレ観測」が根強く意識されている。まだまだ割安状態であり、押し目買いを推奨したい。ひょっとしたら4桁に大変身するかもしれんぞ。


山岡マネージャー:8月10日に決算を発表する予定の5352黒崎播磨ですが、ツガミと同時期に活躍していた黒崎播磨にも思惑が浮上しています。業績に関しても国内粗鋼生産が輸出向けに回復していることを受け、同社の主力の耐火物の需要が伸びており、大幅な減収、営業減益だった前期に比べ、今期は増収、大幅な営業増益が見込まれているほか、来期も高い業績変化が予想されています。4月高値以降、調整が続いていたこともあって株価には出遅れ感が感じられ、また、引き続きPERも割安な状態にあります(13倍)。買いタイミングだと思います。


海原総料理長:ツガミを1000円目標としているコスモは4205ゼオンに対しては800円目標としており、このゼオンもまだまだ先高感が感じられる。報道されているようにゼオンは自動車のエンジン周りに使われる耐熱性が高い特殊ゴムが好調で中国や東南アジア向けの出荷が想定以上に伸びることなどを理由に2011年3月期の連結営業利益予想を従来よりも100億円引き上げ、前期比2.8倍の260億円としている。これを受けて直後から強い状態が続いているわけだが、PERはまだ11倍台と割安状態であり、しかも、この株は信用の倍率が0.81倍と「売り長」であり、ここは純然たる新規買いと売り方の買い戻しも絡みながらの強い動きがまだまだ続く可能性があるな。


山岡マネージャー:ここで決算を発表した6301コマツですが、その内容を見る限りでは改めて新規買いの対象にできるだけの明るさが見える状態であり、株価には先高感が感じられます。報道にありましたように、ここでコマツが発表した2010年4〜6月期の連結決算(米国会計基準)は、中国でインフラ開発用の油圧ショベルを拡販し、インドネシアでは鉱山開発や林業用の建機を拡販したことなどで純利益が前年同期の6.4倍の306億円となりました。世界最大手の米キャタピラーに比べても利益規模は及ばないものの営業利益率では上回っていました。今後はアジアで着実にシェアを維持しつつ、キャタピラーの牙城である南米などにも攻勢をかけ、利益率だけでなく利益規模でもキャタピラーに肉薄する可能性もあると観測されており、改めて先行きの業績に期待した買いが流入してきそうな気配です。


海原総料理長:8月6日に決算を発表する6674GSユアサだが、引き続き堅調な動きが続きそうな気配だ。たびたび伝えているように先頃同社はアジアで自動車用鉛電池を増産すると報じられていたわけだが、一方では同社の鉛電池とリチウムイオン電池の成長力についても引き続き高い関心を集めている。この7月相場では年初来安値をつける場面もあったが、特別なGSユアサの悪材料が出たわけではなく、相場全体が下落したことで投資余力を失った投資家による手仕舞い売りや追い証発生に伴った現物株への換金売りといったことで下落したという経緯があるため、現状の株価水準には出遅れ感が感じられる状態だ。強気で対処すべきだろう。


山岡マネージャー:これも8月6日に決算を発表する予定の4061電化ですね。前々から業績がいいということで期待されている電化ですが、まだPERも16倍台とそんなに過熱感がありませんし、押し目は拾っていいと思います。そうした割安感だけでなく、同社の場合は太陽電池や発光ダイオード(LED)など環境関連分野の伸びが期待できるだけに、純粋な投資対象としても優れていると思います。今2011年3月期通期は12%増収、15%の営業増益、最終33%増益、来期に関しても増収増益予想と素晴らしい見通しになっています。買いですね。その子さんは何か材料株情報ございますか?


その子さん:ていうかぁー、7月も今日で終わり、来週からは名実共に8月相場なんだけど、今年もあと5カ月よね。速いわね、本当に月日が経つのは。月日が経つのは矢のように速いけれど金儲けのスピードは今一つって人が多いんじゃないかしら?日経平均に頼っているわけじゃないけれど、どうしても指数が弱いと動く株や上がる株も少ないわけだから必然的に儲からない人も多い、それは当然と言えば当然かもしれない。4月に天井をつけてずっと更新できないわけじゃない?だから、ここもとどうにも成績がパッとしないって人は多いのかもしれない。ただね、儲からない人ってのは、とかく考え過ぎている人が多いのよ。あーでもないこーでもないと色々と考え過ぎの人が多い。考えても考えなくても「利ざや」を稼ぐことが目的なんだから特定の銘柄に固執したり、一つの考えにこだわる必要もないはずで、単純に動く株につく、それだけでいいはずなのにフットワークの悪い人がいるのよねぇ〜。株なんてのはトヨタだろうがファーストリテイだろうがツガミだろうが上がる時だけ利用し、上がらない時は用が全くない、そんな扱いでいいのよ。それを多くの人が「トヨタだから倒産するわけがないので下がったらどんどん買えばいい」とばかりに下がれば下がるだけ金を投入し、結果、全然戻りがないものだから塩漬けになってしまう。そんな勿体ない「資金の投じ方」をしている人が世の中にはたくさんいる。もっとシンプルに単純に考えるべき。来週だってそういうこと。シンプルに上がるなら買う、上がらないなら手をつけないという軽いノリで売り買いするのが一番だと思う。てなわけで、6310井関農機。決算は8月10日。儲かっているんでしょ?だったら買いじゃないの?素直に。そいじゃーねー、良い週末を〜。


山岡マネージャー:ありがとうございました。それでは、総料理長の方から「今日のおすすめ」をお願いします。


海原総料理長:そうじゃな。ここで4〜6月期決算が発表された6758ソニーだが、報道されているように結構よかった。良い意味で期待を裏切るような決算であり、分かりやすくいえばポジティブサプライズだったということだな。報道されているようにソニーの4〜6月期の連結決算で営業損益は670億円の黒字となった。前年同期は257億円の赤字だっただけに、まさにV回復といえるだろう。しかも、市場の観測、アナリスト予想が100億から300億円程度の黒字だったことで、当然、通期の利益見通しも上方修正となり、株価も底入れ感が強まってきている。詳細については報道されているのを確認していただきたいが、ひょっとしたら株価は長期的な上昇トレンドに転換した可能性がある。ソニー、ソニーと馬鹿にしないほうがいいかもしれんな。



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