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2012/5/17(木)
日経平均、小動き
17日の日経平均は前日終値を挟んだ小動きが続く。前日の欧米株式市場の下落sが重しながら、1-3月期のGDPが市場予想を上回るなど、好調な経済指標が株価を下支えする。堅調なアジア市場の動向を受け、後場に入って上げ幅を拡大する動きも出ている。東証一部の出来高は前引け時点で8億6468万株、売買代金は4792億円となっている。
三菱UFJ、コマツ、日立、三井物産、ソニー、野村、東芝、DeNA、三井不動産などが上昇、JT、ファーストリテイリング、ドコモ、大塚HD、セブン&アイ、イオン、武田などが下落している。
6444 サンデン
サンデンは前日終値前後での小動き。1日に抵抗ラインとなっていた25日移動平均線を上抜け、5日・25日移動平均線がゴールデンクロスを示現する中、下値切り上げの動きが続く。10日に発表の今3月期業績が営業利益で前期の12.6倍の900億円と、急拡大見通しにあることが好感される。カーエアコンのコンプレッサーでは2位企業。今期は自動車生産拡大の恩恵を受けるほか、洪水被害で生産を停止していたタイ工場が来月にも全面復旧。国内工場で代替生産していたことで嵩んでいたコストが平常化する見通し。時価はPER6倍台と割安感が強い。チャート好転を追い風に好業績織り込み、400円の大台乗せに向かう展開が見込まれる。
2327 NSSOL
NSSOLは続落。目先調整基調ながら、4月下旬に回復した25日移動平均線水準で下げ渋りの動き。製鉄所運営で培った技術力に強みを持つ。今3月期は金融機関向けや通信向けの投資が好調、営業利益で前期比13%増を見込む。2ケタ増益見通しに対し、時価のPER11倍台、PBR0.9倍台には割安感が残る。1日付けでは、大和証券が投資判断を最上位の「1」からやや強気の「2」へと引き下げ、目標株価を1680円としている。目先調整を経て見直し買い、年初来高値を抜けて1700円の大台乗せを試す展開が見込まれる。
6770 アルプス電気
アルプス電気は急反発。16日付けで、JPモルガン証券が投資判断を中立の「ニュートラル」から強気の「オーバーウェイト」に引き上げ、目標株価を630円から880円へと引き上げたことが材料視される。スマートフォン向けのエンコーダ等、新たな商談に成功しており、今期業績急回復の見通しとしている。株価は目先の抵抗ラインとなっていた5日移動平均線を上抜けてきている。チャート好転を追い風に年初来高値更新、800円の大台乗せに向かう展開が見込まれる。
3098 ココカラファイン
ココカラファインは続伸。関東の「セイジョー」、関西の「セガミ」が統合して発足、ドラッグストアで5位企業。7日に発表の今3月期業績は売上で前期比4%増、営業利益で同10%増、最終利益で同11%増と、前期に続き2ケタ増益を見込む。プライベートブランド商品の販売拡大のほか、グループ内での情報システムの統合や物流の効率化が利益に貢献する見通し。株価は2月に抵抗ラインとなっていた13週移動平均線を抜けて以来、同線をサポートに下値切り上げの動き。年初来高値圏からの調整を経て同線水準まで調整、ここからの反発期待の流れ。時価はPER7倍台、PBR1倍割れと、依然割安感が残る。好調な業績織り込みで続伸、2700円〜2800円台を狙う展開が見込まれる。
8214 AOKIHD
AOKIHDは前日終値前後での小動き。昨年末より、25日移動平均線をサポートラインに下値切り上げの動きが続く。フレッシャーズ商戦や、レディス向け好調により、前3月期業績は営業利益で前期比26%増で着地、過去最高益を更新した。続く今期は営業利益で前期比2%増と、率は鈍化するものの、連続の最高益更新見通し。配当についても前期から5円増の年40円配を予定し、配当利回りは2.5%に達する。好調な業績見通しに対し、PER10倍割れの現水準には割安感が残る。上昇トレンド継続で年初来高値更新、1800円〜1900円台を試す展開が見込まれる。
☆今日の一本☆
4182 三菱ガス化学
三菱ガス化学は好調な業績を織り込む動きが期待の銘柄。9日に発表された今3月期業績は、売上で前期比11%増、営業利益で同2倍、最終利益で同2.3倍と、利益急拡大を見込む。セグメント全般にわたって、販売数量回復と採算改善が寄与するもの。好調な業績見通しを受け、PER8倍台の現水準の割安感は非常に強い。株式市場全体が調整基調の中、株価の動きは鈍いものの、75日移動平均線近辺では下げ渋りの動き。今期好業績見通しは株価に織り込まれておらず、75日線をメドに下げ止まり・反転、昨年の高値圏を抜け、700円の大台乗せに向けた浮上が期待できる。
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