勝つための“投資戦略”を探る|日経平均45000円を目指す動きが続く|デイトレ、デイトレード、株式情報ならカブビト
− 8/12(火) −
日経平均45000円を目指す動きが続く
日経平均は予想通り史上最高値更新した
日経平均は8月4日に40000円を割り込みましたが、そこから一気に上昇に転じて、本日8月12日には43000円近辺まで上昇してきています。
当原稿では、6月末に日経平均が38500円を突破して以来、
@日経平均が38500円の壁を突破したこと
A世界の時価総額1位と2位のエヌビディアとマイクロソフトが上場来高値を更新してきたこと
Bトランプ関税や中東情勢などの大きな混乱を乗り越えて上昇し始めてきたこと
などを理由に、日経平均は新たな上昇トレンドに入った可能性が高く、45000円を目指す展開になるのではないか、という予想を繰り返し述べてきました。ほぼそのような展開になっていると思います。
景気指標については、昨年来弱い状況が続いています。昨年以降、景気が停滞していたのは確かでしょう。それを反映して株価も昨年8月と今年4月の2回急落するなど、調整色の強い展開を続けていました。
しかし、そうした調整を経て、もみ合いゾーンを突破して、リード役の銘柄が力強く上場来高値を更新する動きになるというのは、経済がここから大きく上向いていくことを先取りした動きだと考えられたわけです。
ソフトバンクグループの決算が示すAI革命の勢い
日米ともに好調な企業決算が続いています。
日本では、ソニーグループの第1四半期営業利益が、市場予想2880億円を上回る3400億円と大幅に上振れしました。ゲーム、ネットワークサービス、イメージ・センサーが好調でした。
日立もIT部門やエネルギー部門が好調で、順調な決算でした。
そして、最も市場に与えるインパクトが大きかったのがソフトバンクグループの決算でした。第1四半期の純利益は、前年の1742億円、アナリスト予想の1276億円を大幅に超過する4218億円でした。
AIに全てをかけている同社がこれほど強い決算を出したということからも、AI革命がいかに力強く進展しているかが伺えます。
この決算を受けて、ソフトバンクグループそれまでの史上最高値12180円を大幅に突破して、一気に15000円近くまで上伸してきています。ソフトバンクのこの急騰劇が日経平均を大きく押し上げる最大の要因になっています。
私は、AI革命はまだまだ序の口だと思っています。また、同時にインフレの進行も続くと思います。AI革命とインフレという2大エンジンによって株価上昇が当面続くのではないかと私は予想しています。
以上のことから、私自身の投資としては、引き続きAI株や暗号資産などを長期保有し続ける方針でいます。
<注意>
原稿は、運用で勝つための戦略を探るアイデアを模索している過程を記したものです。記載される 米国株動向、世界経済動向予想、さらに日経平均予想についてもテクニカルが主体であり、あくまでも予想であります。相場は急激に想定外に変化する場合もあります。読者の皆さんが投資される際には、これをあくまでも参考として、最終的にはご自身で吟味して投資していただくようにお願いします。