勝つための“投資戦略”を探る|日経平均の目先の下値メドは42000円|デイトレ、デイトレード、株式情報ならカブビト
− 8/26(火) −
日経平均の目先の下値メドは42000円
25日移動平均線に注目
日経平均は8月19日に43876円という史上最高値を付けて、そこから1週間ほど調整が続いています。本日前場には42000円台前半に動きになっています。
相場の大きな流れとしては、何度も強調しているように、AI革命とインフレという2大要因による大きな上昇トレンドが継続しているところだと考えています。ある程度の乱高下はあるでしょうし、年に1度くらいは肝を冷やすような急落もあるかもしれなせんが、あと何年かはこの大きな流れは変わらず続くのではないかと考えています。
日経平均の目先の調整のメドとしては、25日移動平均線が有望なのではないかと思います。その25日移動平均線は現在約41810円であり、毎日100円程度上昇しているところです。来週の週初には42200円くらいになっていることが予想されます。ということで、だいたい42000円前後が目先の下値メドとして有望なのではないかと予想します。
米国雇用情勢の悪化と為替について
米国の7月の雇用統計は非農業部門雇用者数の増加数が予想の11万人を下回る7.7万人となり、市場では景気後退懸念が高まりました。
これを受けてFRBへの利下げ圧力が強まり、FRB議長も利下げの可能性を匂わせる発言をするなど、利下げ機運が高まっています。
利下げ機運の高まりを受けて、ドル相場がやや下落気味になっています。
そして、それにともなって日本株は輸出関連企業に利食い売りが出やすくなり、目先調整局面に入っている、という状況です。
以前から述べていますが、景気についてはここから大崩れする可能性は極めて低いと私は思っています。
昨年来、データ的に景気が停滞してきたことは確かですが、そうした状況を反映して株価が昨年8月と今年4月に2回大きな急落を見せ、そこから回復して日米ともに史上最高値を更新する動きになりました。
つまり、株価の方は、景気鈍化の動きを早々と織り込んでしまい、次の局面を織り込む動きにすでに入ってきているのだと思います。
大きな流れとしては、先ほども述べた通り、大きな上昇トレンドが継続しているのだと思います。そうした大きな上昇トレンド内での適度な調整が繰り返されている、というだけの話ではないでしょうか。
ということですので、株価が多少乱高下しても慌てることなく、下がったら買い、というスタンスを続けてもいいのではないかと思います。
そうした考えから、私自身の投資としては、引き続きAI株や暗号資産などを長期保有し続ける方針でいます。
<注意>
原稿は、運用で勝つための戦略を探るアイデアを模索している過程を記したものです。記載される 米国株動向、世界経済動向予想、さらに日経平均予想についてもテクニカルが主体であり、あくまでも予想であります。相場は急激に想定外に変化する場合もあります。読者の皆さんが投資される際には、これをあくまでも参考として、最終的にはご自身で吟味して投資していただくようにお願いします。