勝つための“投資戦略”を探る|主要な株価指数が軒並み史上最高値を更新|デイトレ、デイトレード、株式情報ならカブビト
− 9/23(火)分 −
主要な株価指数が軒並み史上最高値を更新
日経平均は45000円台に突入
昨日23日は休日でしたので、通常より1日遅れで本日24日に記事をお届けします。
日経平均はこの1週間で45000円手前から45000円台半ばまで上伸しました。史上最高値を更新する相場、すなわち上昇トレンドが継続しています。
米国株の主要3指数であるNYダウ、SP500、ナスダック総合指数も軒並み史上最高値を更新し、半導体株指数も史上最高値を更新しました。
「日経平均はAI革命とインフレという2大トレンドを背景に大きな上昇トレンドを継続している」という見方を一貫して述べていますが、この見方に変更はありません。まだ当面の間この大きな上昇トレンドは続くと思います。
経済指標は昨年来からの停滞局面を経て、まだ良い指標と悪い指標がまだら模様であり、本調子とは言えない状況です。
しかし、株価の方は停滞局面をいち早く抜け出し、今のように史上最高値を更新する動きに入っていきました。
「実態経済が今一つなのに株価だけぐんぐん上がるのはおかしい」「バブルだ」という意見もありますが、これは典型的な「株価の先行性」を示す現象だと思います。おそらく、株価に続いて実態も今後どんどん強い指標が出てくるのではないでしょうか。
先日は日本の名目GDPの成長率が6.6%と非常に高い伸びを見せました。インフレとAIT革命の同時進行が現れ始めていることを示すものではないかと思います。
AI関連は毎週のようにビッグニュースが続いている
AI革命の進展については、毎週のようにビッグニースが飛び込んでくる状況となっています。
この1週間は、エヌビディアとオープンAIが戦略的パートナーシップ契約を交わし、エビディアがオープンAIの次世代モデル向けのデータセンターに15兆円規模の大規模な投資を行うことを発表しました。
ソフトバンクグループとオープンAIを中心とした70兆円規模のスターゲイトプロジェクトをはじめ、兆円単位のビッグプロジェクトがどんどん出てきています。
AI関連の大型投資が次々と押し寄せてきている裏付けとして、オラクルが受注残高が3倍以上に膨らんでいるという驚愕の発表をして株価が急騰しました。
こうした動きを25年前のITバブルに似た動きだと指摘する声も増えています。
しかし、このムーブメントをけん引している企業群の財務的な裏付けや、技術的裏付けなど現在のAI革命の方が各段に強固ですし、なにより、金額の規模が各段に違います。また、AI技術は現実的に業務や生活に猛烈な勢いで浸透しつつあります。AI革命の動きはまだ初動段階に近いのではないかと思います。
以上のように、AI革命の猛烈な拡大・発展が続いています。私個人としては、引き続きAI株や暗号資産をじっと保有続ける方針を続けたいと考えています。
<注意>
原稿は、運用で勝つための戦略を探るアイデアを模索している過程を記したものです。記載される 米国株動向、世界経済動向予想、さらに日経平均予想についてもテクニカルが主体であり、あくまでも予想であります。相場は急激に想定外に変化する場合もあります。読者の皆さんが投資される際には、これをあくまでも参考として、最終的にはご自身で吟味して投資していただくようにお願いします。