− 7/8(火) −
ChatGPTが今夏に画期的な新モデルを投入へ
さらなる上昇に向けての一服場面
日経平均はこの1週間、39500〜40000円の水準をほぼキープしました。6月30日に40852円まで上昇した後は調整の動きとなっていますが、中長期的な上昇トレンドは継続しているのではないかと思います。
@日経平均が38500円の壁を突破したこと
A世界の時価総額1位と2位のエヌビディアとマイクロソフトが上場来高値を更新してきたこと
Bトランプ関税や中東情勢などの大きな混乱を乗り越えて上昇し始めてきたこと
などを考えると、日経平均は再度上昇トレンドに入っている可能性が高いと考えています。
日経平均は水準としては、38500円から7000〜8000円上昇して45000円程度まではいくのではないかと私としては予想しています。
7000〜8000円というのは、4月安値から38500円までの上昇分ですが、38500円という重要な節目で十分な調整期間を経て上昇開始した場合に、再度そのくらいの上昇幅が実現する可能性が高いと経験上考えられます。前回は以上のように述べました。もちろん、今回もその見方を維持します。
ここ1週間の39500〜40000円のもみ合いは、日経平均がさらに上昇するための休憩期間だと考えています。
ChatGPTが夏に新しいモデルを投入
AI分野は今凄まじい勢いで進化している最中ですが、そのAIの進化をけん引しているOPEN AIのChatGPTがこの夏に新型モデルGPT−5を投入することを発表しました。
GPT−5には大きく2つの進化のポイントがあります。一つ目の進化ポイントは、完全マルチモーダルであるということです。完全マルチモーダルとは、テキスト・画像・音声・動画を単一のやりとりの中で処理することが可能であるということです。
GPT−5のもう一つの進化ポイントは従来のモデルに比べて8倍のデータを一気に呑み込んで処理できるということです。
これらの進化によって、ChatGPTはさらに複雑で高度な処理が可能になります。
もちろん、こうしたAIモデルの高度化に伴い、AI半導体に対する需要もどんどん高まっていくことになります。このようにAI分野は今まさに伸び盛りで、人間でいうと小学生や中学生くらいの段階だと言えると思います。
ここから10年くらいかけて成熟段階に向かうにつれて、世の中は大きく変動しそうです。人類は史上最大のバージョンアップのプロセスにあるのではないかとさえ思います。
<注意>
この原稿は、筆者が運用で勝つための戦略を探るアイデアを模索している過程取り急ぎを記したものです。注目株として取り上げている銘柄、その上値目標などについても、あくまでも筆者が個人的な運用において注目している株、メドとしている目標株価であり、推奨ではありません。読者の皆さんが投資される際には、これをあくまでも参考として、最終的にはご自身で吟味して投資していただくようにお願いします。
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