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≪見本≫





 − 9/1(木) −


第1064回


出席者  トシ:業界記者  町田:アナリスト  ハコ:歩合外務員  相原:証券マン  若林:カブーフレンズ


若林:皆さん、こんにちは。コロナ感染者がお盆通過しても拡大しなかったことから、観光関連などは都民割などの期待もあり、今後は学校が始まり、どの程度の数字で収まるか気にしながらも、日本も米国や英国並みのコロナ共存が進むと、海外客増加と共に日本のマスク外しもようやく始まるものと予想できますね。株価はここで調整となりましたが、押し目を買う意識も強いので、ここは主力株などの押し目は狙いとなりそうです。それでは、本日も活発なご意見お願いします。

ハコ:米国のインフレ抑制のための利上げは株安を招きますが、これはとてもよく理解できる面もあります。物価高が浸透してしまうと、実際には経済良いようで、株価もどんどん上げてしまえば、かつての日本のバブル崩壊と同じように、米国が崩壊すれば世界がダメになるので、ここでは強引な利上げは数回で2%も上げて、それにより株から預金に向かうものは増え、住宅購入も様子見となる。ジワジワと消費は押さえられる。ここはどこで株価が下値買いになり、物価も落ち着くか見ることになりますが、この仕組まれた株安は、過去の例でもしっかり買われ反発してくる。ここでは冷静に見て、好業績の日本の主力株は狙いとなりますね。円安から輸出関連人気も想定されるものの、実際にはいつまでも円安・ドル高ではなく、年末から来年には円高・ドル安と今度は利下げも考えられる。そこで内需関連も買われるとの見方も出てきましたね。不動産株や建設株なども下値は狙いとなりそうです。1820 西松建設、1808 長谷工、1801 大成建設なども下値は買い場となりそうです。不動産株では8801 三井不動産、3231 野村不HD、8802 三菱地所など狙いとなり3289 東急不HDなども今後株高がありそうですね。

トシ:実際に英国でも米国でも、半端ない物価高だそうです。感覚的には2割上げているような値上がりが発生している。だから、利上げと株安はある程度ここは理解され、株安に対しても理解した下げと見て我慢続けている感じですね。日本も都心でラーメン一杯1400円とか珈琲が750円とか当たり前になっているので、これ以上上がると物価高による経済混乱が起こり消費が止まると途端に破綻してしまう店も出るという悪循環になる可能性がありますね。その意味では、日本にも冷静さが必要で、コロナの復讐が値上がりとなっているケースもありますね。日高屋やサイゼリヤなど500円以下でラーメンやパスタ提供の店もここで値上げを決めてますから、高い価格に馴れてしまうことが怖いくらいです。これからは価値もないのに高いという店は淘汰されてしまう可能性がありますね。そんな中で、ウーバー価格が馬鹿高で批判もある3543 コメダですが、実際にここで人の動きが出て利用者増加から、今後株価は上向きとなりそうですね。コロナ禍でどんどん大規模商業施設に出店攻撃をかけていた効果がこれから出そうです。株価は2500円突破から、さらに一段高となる期待がありますね。焼肉きんぐを展開する3097 物語コーポは前期の増収増益に続き今期も連続増収増益見込みであり、配当も増配です。株価はここで7000円突破ありましたが、さらに年末までに上向きとなりそうです。

町田:目立つ株は多くあり、7011 三菱重工業、1605 INPEX、9101 日本郵船、1518 三井松島HDのように人気集中という株もあれば、人知れず下値からジリジリと上がる株もあり、ここはしっかり実力ある株も狙いですね。5901 洋缶HD、6306 日工、8101 GSIクレオスなどの高配当株や、7739 キヤノン電子、5703 日軽金HD、4042 東ソー、4061 デンカなどもしっかりした相場になる可能性がありますね。ここで機械株も期待されていて、6101 ツガミ、6103 オークマなども狙いとなり、6141 DMG森精機も狙いとなります。また、7762 シチズンなどは国内時計大手で今後は海外客増加で、セイコーと共に狙いとなりますが、シチズンは時計だけではなく工作機械も情報機器も手掛けていて、電子部品も製造してますので、今後景気好転と共に売上増加期待できます。高配当の会社ですから、この位置は狙いですね。また、6440 JUKIもこの位置は再度狙い。やや手垢が付きすぎた感じはありますが、コロナ前の経済になってくると服も靴も鞄も売れることを想定すると、世界一の工業用ミシンの同社は当然売上増加が考えられるため、この位置は積極的買いですね。同社は高配当であり、しっかり株価は上がると思います。

相原7157 ライフネットは売上拡大でネット生命保険として好調ですが、広告費投入から減益と無配で株主軽視と言われても仕方ないような展開ですが、ここで15%の大株主に出てきた旧村上ファンド系のエフィッシモ・マネージメントが今後どのような要望を出すか。経営としても見直しが必要となる可能性もあり、株価は刺激受けて1000円突破から当たると大きいですね。また、8369 京都銀行なども、買い人気集まると2000円高も期待できる存在ですね。京都府唯一の地銀ですが、京都に人が戻るようになり景気好転では当然融資も増えるので、今後の増益期待がありますから、これから年末にかけて上がる可能性あります。7733 オリンパスは医療事業に経営資源集中から、今後さらにしっかり上がる可能性がありますね。科学事業を米ペイン社にに売却で4276億円計上で、今後1000円高も期待できそうです。

トシ:日本人の投資に対する興味は今後拡大していき、岸田首相の預金から投資にの発言もありますが、テレビもNISAに対する注目が増え、若い人も米国ETFなどに投資したり、ウェルスナビなどの投資アプリに参加したりする人が増えてますね。10年先20年先を考えて、VTIやS&P500に投入するような人も今後とも出ると思いますが、日本人で投資している人は投信合わせても15%くらいで株だけなら10%以下とも言われてますから、ますます投資に対する前向きな姿勢が欲しいところですね。米国は55%の人が株式投資していて、米国人が米国株をしっかり支えている面があり、株価は3倍になったことから米国人の資産は倍増になりましたから、これからもこの信頼性と余裕から米国株の下値はしっかり買われると思います。株の時代から8604 野村HDなども長い目で見ると狙いですが、金融総合力とネット証券での優位性から8473 SBI HDに妙味がありますね。新生銀行も支配下となり仮想通貨の取引会社も持ってますから、今後は時価2700円台から3500円も期待できますね。9022 JR東海、9020 JR東日本などのJR株は西日本や九州含めて、今後旅行者増加と共に株価はしっかり上がることになると思いますが、実際に見ていると目先上げたといっても、まだまだ上げ余地は十分ありそうですね。コロナの影響で客が減った株価位置から見ても、今の位置はまだまだ狙いですね。JR東日本はもともとの位置は1万円以上ですから、7000円台は十分狙えますね、この7000円台は狙いですね。

町田:実際に世界的な評価がある7733 オリンパス、4502 武田薬品、7974 任天堂などもしっかり押し目は狙いであり、アジアで活躍の9983 ファストリテイも今後需要回復期待から今年大きく上げているものの、さらに上を目指すようになると思いますね。5108 ブリヂストンなども証券会社の評価はイマイチですが、実際売上の8割が海外で、今後はガソリンエンジンからEV車になってもタイヤは必要であり、むしろEV車になることでタイヤ需要は増えるので、今後とも期待がありますね。株価は2900円台から5500円と2500円上げてますが、さらに高くなり来年は7000円以上の期待がありますね。不思議なほど高い目標を出す証券はないのですが、安いところから目標が遅れてやってくるような感じです。これからも、さらにしっかりした相場になる可能性がありますね。6098 リクルートHDは下げ過ぎですね。株価は4400円台から今後の押し目狙っていくと、日本だけでなく米国でもしっかりと伸びてますから、この位置から今年中に2000円高も期待できそうですね。

ハコ:物価高が激しいので、ぎょうざの満州や日高屋、サイゼリヤの価格の安さには感動しますが、個人的には日高屋の餃子の迫力のなさと、チャーハンも何もおいしくないのですが、それが日高屋の特徴だと言われるとなぜか納得します。ここから外食の生き残りと負けて衰退ははっきりしてくると思いますね。いきなりステーキの3053 ペッパーは一瀬社長が辞任したのですが、一時のブームからみると火が消えたようで、今までのままの体制ですと今後も売上アップは望めませんね。3097 物語コーポは焼肉きんぐを展開してますが、どんどん店が増えてもとこの店も結構客が入ってますからね。売上も上向きであり、株価も今後ともしっかりした展開になる可能性があります。今後はコロナ前の状態になり客が増えた時、3543 コメダ、7611 ハイデイ日高、さらに3397 トリドールなども売上復活期待があり、さらに株価は上になりそうですね。

相原:ここで5%以上の利回りの株は88本ありますが、今後とも株高も狙えて配当も狙える株としては、1852 淺沼組、1808 長谷工などしっかり上げそうで、1720 東急建設、2737 トーメンデバ、3284 フージャース、4064 カーバイド、1419 タマホーム、5352 黒崎播磨、5703 日軽金HD、6178 日本郵政、6369 トヨカネツ、8869 明和地所、8897 タカラレーベンなどは今後期待があると思います。2503 キリンHDは猛暑効果とコロナ共存などで今期売上拡大。株価は1700円台から2200円と変化してますが、さらに今後は2500円以上もありそうです。ここでグロース株も値上がりする株が出てきそうですが、9552 M&A総合、3496 アズーム、6521 オキサイドなどの人気株は徹底マークとなりますね。4485 JTOWERも目が離せない。人気となると一気に上げる可能性があります。4880 セルソース、6030 アドベンチャ、7369 メイホーHDなども今後上向きになる期待がありますね。9271 和心、6561 ハナツアーJなど旅行関連も、今後の都民割や日本全土の旅行復活の期待から、さらに上向きになる可能性がありますね。ここで調整していた7695 交換できるも調整明けとなると、再度5000円突破が考えられそうです。水回り工事の会社ですが、この会社は消費者よりで価格が安く、利便性が良いのでこれからも伸びると思います。

若林:相場の波乱はまだ続きそうですが、株価は米利上げとインフレ抑制で金融政策上の調整ですから、このケースは下値は狙いとなります。ここからは、業績の良い信頼性がある株はみんな買いですね。投資チャンスだと思います。この3年我慢続けた人たちが一斉に旅行に出ることから、4661 OLC、9616 共立メンテなど旅やレジャー、ホテルは狙いとなりますね。この下値は狙いとなります。明るい時代を夢見て、しっかりここは仕込みたいところです。それでは皆様、また来週。




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