デイリーセクション
新興市場の狙い株



≪見本≫




 − 9/2(金)分 −


人気株に付く


 グロース株狙いは、人気に付くということです。その上で、人気が去ったら逃げるということが基本となります。この点はプライム株を数年持ち続けたり、数年保有して3倍とかいうことはグロース株では基本的に考えが違います。

 今年人気の7011 三菱重工業、1518 三井松島HDなどの銘柄も、実際に上がるとある程度高値があるので、この点ではグロース株の人気離散して株価が3分の1になるような動きとは基本違います。

 ここでもよく登場する4485 JTOWERのように上がる時には3倍になるのに、下げると3分の1になってしまうような株も数多くあります。基本的には、このような銘柄の質を見てしつこく狙ってケースや、その場の人気だけを狙うケースといろいろですが、いえることはグロース株はその場の上げを利用することです。

 9552 M&A総合はIPOです。社名のようにM&A仲介。2000円前後から5000円と倍増以上となり人気続いてますが、今期の売上拡大から見ると、行けるところまで行こうという相場となってます。この株も人気続き、上げ続けていることから人が付くわけで、付いているうちは狙う人がいるわけです。

 大切なのはこのように人気株についてはどこまで付き、どこで離れて、それからは付かないとするか、動きが再度出れば再度付くということにするか。このようなケースでは私の個人的な考えでは、波乱となり波動が急落など増えて乱れてきたら、その株には付かない方が良いと思います。

 4880 セルソースなどはグロース株であっても、実力な業績の伸びや医療再生の夢などもあり、どちらかといえばプライム株的です。株価は2020年の900円台からコロナで相場波乱も関係なく浮上続き、2021年の年末には8000円突破となり9倍増となり、そこから大天井となり2000円台となりました。ここで戻してきましたが、好業績とかつての相場の夢を狙ってる人がいるのですが、この株は好業績から上向きでも、勢いがあるところで売り、下げたら持たないことです。


6521 オキサイド
 ここで上向きとなり、さらに上がる可能性はあります。酸化物単結晶の開発・製造・販売。今期売上拡大のグロース株ですが、昨年の1万円から今年に入り3990円と4000円割れとなり、ここで業績拡大から値ごろからの戻り入りです。正直、この株は難しい。つまり、人気は付くが分かりにくいことがネックとなります。プロ的な人は狙うが、プロはある程度上げると利食いする。したがって、この株も逃げられたら下げてしまうので、扱いは十分注意しながらその場の動きを狙うということになります。

4485 JTOWER
 この株は、今後下値は7000円以下も考えられる。それは全体相場次第で3190円まであったように、値ごろ感がありません。したがって、下ブレは覚悟の株です。これは、7695 交換できる、4436 ミンカブにも言えることです。ただし、それではそんな乱暴な動きをなぜ狙うのかといえば、今後の株高の可能性が高いからです。1万円突破から1万3000円も、来年相場では2万円も期待する。今週は8000円がありました。短期で戻りましたが、ここで再度調整も覚悟しながら、この株狙いたい人は実際には下値を待ち、段階的に仕込み狙い。この株の強さは今後の展開にあり、1000億円投入して鉄塔6000本購入。ソフトバンク以外の大手キャリアと提携。今後、日本は5Gが主体になりますが、まだまだ5G使える地域は少なく、当然今後拡大期待。この株については今後とも倍増相場になる可能性大ですが、その時に利食いするかさらに上狙うかについては、その間にも下げも上げもあるので、設定価格は個々人が日柄と投資金額考えながら、この株を利用することを徹底することです。

7695 交換できる
 下値から強い買い続き、特に3500円から4000円上回るような動きが強く、買いは継続してました。そして、株価は5000円突破となり利食い入りましたが、これは終わったというよりは短期で回転して目先の全体が下がったからという判断をしてます。この株は、将来的には売上拡大と拠点拡大から7000-8000円の可能性はあると見てます。そして、下値になると買い入り戻る。同社は便器交換、給湯器、洗面台、キッチンボード、食洗器などの交換。交換作業員が壁紙までも同時に張り替える。私はマンション購入したとしたら、キッチンボードがついてない場合には住宅メーカーに頼むと70-100万円するとすれば、大きな家具センターに行き買うか、今なら交換できるに依頼すると思います。PanasonicやLIXLのものを固定設置してもらうと、価格は20-30万円で納まると思います。同社は昨年3倍、今年は2倍相場となりました。8/4に5290円まで付けました。短期利食い売り入り、4100円台と1000円以上下げましたが、下値では出来高増加。この株は潜在的な人気あり、調整明けとなると今後5000円突破から6000円十分に期待できます。

4436 ミンカブ
 この株は日柄かかります。それは売上変化に対して株価が反応するため、人気づくと3500円まではありますが、5000円突破となり新高値取りしても、今の実績では6000円とか8000円相場は無理だからです。売上高が100億円超えが見えてきたところから、株価の位置は変わります。基本この株は上がることになると見てます。理由は明確です。上がる株の条件があるからです。同業ですから、よく分かります。この会社のシステム開発に追随できるところはありません。そして、ただ単に株式情報を流すことでなく、システム提供してサブスク収入、特に法人比率を高めていき、今後の安定的なものを狙っている。情報についても、日経同様に株式の価値判断を書きません。これこれの材料出たから、この株は1000円高するよ、ということは書きません。同社のツール利用者はおそらく日本一です。さらに、日経とすでに提携していて、日本の情報ツールの老舗であるquickとも提携してます。今後、押し目は狙いとなります。そして、再び浮上の時が来ると見てます。




 今、新興市場株の中で狙う5本を取り上げていきます。記事は毎週末に最新内容に更新され、新しい銘柄があると入れ替える場合もあります。その時一番良いと思われる5本を特集していきます。

 新興市場株で化ける株はいろいろと条件がありますが、しっかり吟味した上で条件に合致する株をできるだけ選択して、効率的な運用を目指していきます。短期で浮上や大幅高の場合、売り場は基本書けませんが、新興市場株は基本大きく上げたとき、商いが膨らんだところは売り場になります。この点は売り場の判断は各人がしてください。この通信の性格上、売り場を書くことは会員のためになりませんので、しっかり売り場判断ください。



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