− 11/4(火) −
5万円を超えて高市トレードが続く
「株を持たないことがリスク」になりつつある
日経平均は先週5万円を超えましたが、その後1週間で52000円も突破しました。
さまざまなリスク要因が現れ、そのたびに株価が下落していますが、そうした悪材料や売りを吸収しながら、上昇トレンドが継続しています。
私は基本的な相場観として「日経平均はAI革命とインフレという2大トレンドを背景に大きな上昇トレンドを継続している」という見方を述べ続けてきました。もちろん、この見方は変わりません。AI革命+インフレというトレンドは最低でもあと数年は続くような歴史的なものだと思います。
この見方に関連して、前回は、経済評論家の朝倉慶さんが緊急動画で述べていた相場見通しを紹介しました。
@日経平均5万円は通過点、ここから3年で10万円になる可能性がある
Aインフレはここからさらに加速していき、不動産価格もさらに上がる
B現金の価値の低下は深刻であり、現金だけしか持っていないと大変なことになる
Cこの状況では日銀は利上げをするべきだが、ものすごくゆっくりしか利上げできない
Dゆっくりな利上げは一時的な効果しかなく、株高・インフレは止められない
というような内容でした。
いずれも私の見方に符号する意見ばかりです。日経平均がここから3年で10万円になるというのも、AI革命の進展の速さや顕在化するインフレトレンドの強さを考えると、あながち夢とは言えないのではないかと思います。
特に、高市政権が誕生してから、経済を浮揚させる政策が加速しつつあるように見えます。ガソリンの暫定税率の廃止も、驚くべきスピードで決まりました。
高市首相はアベノミクスでやり残した成長戦略を温め続けてきた模様であり、スピード感を持って実施していくのではないかと期待されます。
適度に調整の動きを交えながら、まだまだ上昇トレンドは続くのではないかと思います。
AI革命、インフレ、それに成長戦略を強力に推し進める政権誕生という新たなエンジンが加わり、上昇トレンドはさらに大きなものに成長していく要素が増えたと思います。
ところどころで乱高下するでしょうが、そうした荒い動きになっても振るい落とされることなく、逆に、深い調整を買いチャンスに変えるためにも、現物株投資で安全運転を続けたいところです。
私自身はAI株とビットコインを中心にしたポートフォリオを持ち続けていますが、当面それらを維持したいと考えています。
<注意>
この原稿は、筆者が運用で勝つための戦略を探るアイデアを模索している過程取り急ぎを記したものです。注目株として取り上げている銘柄、その上値目標などについても、あくまでも筆者が個人的な運用において注目している株、メドとしている目標株価であり、推奨ではありません。読者の皆さんが投資される際には、これをあくまでも参考として、最終的にはご自身で吟味して投資していただくようにお願いします。
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