− 9/16(火) −
オラクルの決算でAI株の上昇に拍車
日経平均は45000円に到達
日経平均はこの1週間で44000円手前から45000円手前まで約1000幅上昇して、史上最多高値を更新しました。
本日16日前場には、一時45000円を突破しました。
「日経平均はIT革命とインフレという2大トレンドを背景に大きな上昇トレンドを継続している」という見方に変更はありません。
前回述べた通り、IT革命とインフレを背景にした経済成長を裏付けるデータも出てきています。日本の4−6月期の名目GDPが年率6.6%という大幅な成長となったことです。このペースが続けば、名目GDPは10年で2倍程度になります。
6.6%成長となった要因の半分はインフレで半分は経済成長です。まさに、IT革命とインフレの進展が数字となって表れてきているといます。
IT革命とインフレという二大要因による経済成長と株価の上昇トレンドが続く状況の中で、今、世界中の資産家は、現預金や債券から、株・不動産・金・ビットコインなどのリスク資産へ資金を一所懸命にシフトしているところです。インフレ下では、現預金や債券こそリスクが大きく、株・不動産・金・ビットコインこそリスク回避の重要な手段になるからです。
オラクルの決算サプライズでAI革命の進展が確認される
米国IT大手のオラクルが先週発表した決算がサプライズとなり、AI関連の株価が一斉に上昇しました。オラクル自身の株価は240ドル台から一気に300ドル突破となりました。
日本株ではソフトバンクグループが15000円台から18000円台まで急伸しました。
オラクルの売上高は12%増、特に、クラウドインフラ関連が55%増と爆発的に伸びました。また、受注残高が359%増加の約70兆円近くとなり、これが最大のサプライズとなりました。
オラクルはソフトバンクグループとともにスターゲートプロジェクトに参加しており、同プロジェクトの成長性が改めて評価され、ソフトバンクグループの株価上昇にも波及しました。
このように、AI革命は猛烈な勢いで拡大・発展し続けています。私個人としては、引き続きAI株や暗号資産をじっと保有続ける方針を続けたいと考えています。
<注意>
この原稿は、筆者が運用で勝つための戦略を探るアイデアを模索している過程取り急ぎを記したものです。注目株として取り上げている銘柄、その上値目標などについても、あくまでも筆者が個人的な運用において注目している株、メドとしている目標株価であり、推奨ではありません。読者の皆さんが投資される際には、これをあくまでも参考として、最終的にはご自身で吟味して投資していただくようにお願いします。
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