− 12/3(火) −
ISM製造業も底打ちの動きになり、米国経済の好調ぶりがより鮮明に
上昇への条件が一段と整う
この1週間、日経平均は38000−38500円のレンジで横ばいの動きを続けてきましたが、本日3日前場には39200円前後まで上昇してきています。
チャート的には、52週移動平均線、24ヵ月移動平均線などは中長期の移動平均線からみたトレンドはしっかり上昇トレンドをキープしていますし、13週移動平均線や26週移動平均など短中期の移動平均線も下値固めをしつつあります。
ファンダメンタルズ的にも、
@主要国が利下げ局面入り
A景気がソフトランディングから上昇局面入り
BAI革命の進展
というように中期的に上昇トレンドが続く条件が整っています。
この3要素を背景に米国株はNYダウ、SP500、ナスダック総合指数と主要3指数がそろって史上最高値更新のトレンドを続けています。
また、ビットコインをはじめとして暗号資産市場も上昇トレンドを続けています。
こうした環境下で日本株は数か月におよぶ横這いを続けていますが、この横這いの動きから上昇トレンドになるか下降トレンドになるかを考えると、以上の条件からて、どう考えても上昇トレンドになる可能性が高いのではないかと思います。
AI革命は力強く続き、米国経済は上昇トレンドを確認
前回も確認しましたが、AI革命のリード役であるエヌビディアは絶好調の決算を発表して、AI革命の勢いが衰えていないことを確認しました。こうした動きは数年程度続く可能性があると思います。少なくとも、今ピークアウトを考える時期ではないと思います。
AI革命もAI相場もまだ道半ば、あるいは、まだ初動である可能性さえあると感じています。
また、強気な相場見通しのもう一つの前提は米国景気の好調さです。
米国景気は一時底割れ懸念も出ていましたが、ソフトランディングを完了して上昇トレンドに入ってきた可能性が濃厚だと思います。
前回も確認しましたが、米国の総合PMIが55、特にサービス業PMIが57まで上昇してきています。
また、不調が続いていたISM製造業景気指数も、11月は48.4となり、10月の46.5、予想値の47.6を上回ってきました。新規受注も好調であり、底打ちしてきた可能性が高そうです。
以上より、私としては引き続き強気な相場見通しを維持し、株や暗号資産の買いポジションを当面維持する方針で続けたいと思います。
<注意>
この原稿は、筆者が運用で勝つための戦略を探るアイデアを模索している過程取り急ぎを記したものです。注目株として取り上げている銘柄、その上値目標などについても、あくまでも筆者が個人的な運用において注目している株、メドとしている目標株価であり、推奨ではありません。読者の皆さんが投資される際には、これをあくまでも参考として、最終的にはご自身で吟味して投資していただくようにお願いします。
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