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ビギナー向け用語集
勝つための“投資戦略”を探る



 − 7/23(火) −


円高への揺り戻し局面に入った可能性


日経平均は39000円付近に強力なサポートライン

 日経平均は7月11日につけた史上最高値42426円から22日には39519円まで急落しました。約3000円幅となる急落です。

 前々回、前回と、この原稿では、

「日経平均は41000円近辺を上限とした調整を3ヵ月半経て、そこから力強く高値を更新してきており、45000円を目指す上昇トレンドに入った可能性が高い」

と述べましたが、目先的には逆の動きとなってしまっています。

 私の相場観としては、基本的に大きな上昇トレンドが続いていると見ており、その見方には変わりがありません。

 秋に発売されるAI機能搭載の新型iPhone、秋に出荷が本格化されるエヌビディアのAI半導体ブラックウェルがAI革命の流れを加速させる可能性が高いと思いますし、AI相場は一段と高い局面に入っていく可能性が高いと思います。

 日経平均の下値メドとしては、

13週移動平均線 39217円
26週移動平均線 39082円


の近辺だと思います。これら2つの移動平均線ともに上昇トレンドとなっており、しかも値段が接近しているので、かなり強力なサポートラインとして機能するのではないかと考えています。


円高への揺れ戻しは140円がメド

 7月11日以降に株価が急落した最大の要因はドル円の急落だと思います。

 ドル円は7月3日に161.94円という高値を付けた後ジリジリ下落し、7月12日には円買い介入が入って急落して、7月18日には155.38円まで下がりました。

 160円台まで円安が進んだ2大要因は、

貿易赤字
新NISAによる円売り


でした。

 その動きに乗じて投機的な円売りポジションが膨らむ形となり、円安が進みました。

 しかし、ここにきて輸出が増加し続けて貿易収支は6月には黒字になってきました。

 また、NISAによる円売りと同じくらいの規模で、投資信託経由の円買いが出てくる状況になってきました。年金などの資産の外貨資産が膨らみ、リバランスのためのドル売り需要が大きくなってきているようです。

 このように、需給面でドル円はフラットな状況になりつつあり、そうした中で、当期の円売りポジションが歴史的な水準まで積み上がったまま取り残された状態になってきたように思われます。

 7月12日に円買い介入が入ったのも、そういう状況を冷静に見極めて、「今なら円買い介入が有効だ」と判断してのことだと思います。

 今回の円買い介入は5月に一度160円の水準から入り、ドル円がいったん下落した後に高値更新して、そして7月にまた介入が入りました。

 過去の為替介入の事例を見ても、介入を2〜3回続けて効果が出てくることが多く、最終的には介入が勝利することが多いです。今回もそうなるのではないでしょうか。

 2022年の為替介入では、23円ほど円高方向に動きました。今回も20円程度は円高になる可能性があるのではないでしょうか。つまり、140円前後まで円高が進む可能性があるのではないかと思います。

 株式市場の物色も輸出産業から内需産業に少しシフトしていく可能性も考えておいた方がいいかもしれません。

 AI相場については引き続き継続すると私としては考えています。


<注意>

 この原稿は、筆者が運用で勝つための戦略を探るアイデアを模索している過程取り急ぎを記したものです。注目株として取り上げている銘柄、その上値目標などについても、あくまでも筆者が個人的な運用において注目している株、メドとしている目標株価であり、推奨ではありません。読者の皆さんが投資される際には、これをあくまでも参考として、最終的にはご自身で吟味して投資していただくようにお願いします。




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