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令和3年7月26日(月)
07月23日現在海外相場 |
NYダウ |
35061ドル |
+238ドル |
ナスダック指数 |
14836P |
+152P |
CME日経先物 |
28180円 |
+630円 |
07月22日現在海外相場 |
NYダウ |
34823ドル |
+25ドル |
ナスダック指数 |
14684P |
+52P |
CME日経先物 |
27945円 |
+385円 |
07月21日現在海外相場 |
NYダウ |
34798ドル |
+286ドル |
ナスダック指数 |
14631P |
+133P |
CME日経先物 |
27950円 |
+390円 |
(尚、CME日経先物の前日比は前日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎東京五輪開幕
東京五輪が先週23日に開幕しました。多くの人が開会式を視聴して、色々な思いがあったのかも知れません。ヤフーニュースからですが、スマートテレビでの見られ方を調べる東芝視聴データ「TimeOn Analytics」によれば、世帯視聴率は42.5%で、2016年リオ大会の14.7%と比べて約3倍、昨年末の『第71回NHK紅白歌合戦』をも大きく上回っていると指摘しています。
良くも悪くも色々な事があった後の開会式ですから、話題になるのは確かで、メディアがぼろくそにこき下ろした、東京五輪の開会式が一体どんなものなのか見てみたいと言う視聴者心理が働いたのかも知れません。尤も放送したNHKは事前には50%を超えると予想していましたが、流石にそこまでの数字には至らなかったようです。
開会式事態への批判や賞賛の声は色々とあるのですが、多くの人がこれは「いかん」と思ったのは、橋本聖子JOC会長とバッハIOC会長の演説だったと言えます。この両者で事前の予定では9分だったのですが、橋本氏が6分、バッハ氏が13分と両者で予定より10分も長く話したようです。個人的にも見ていて余りに長いので、トイレに行ったのですが、帰ってきてもまだ話していると言う笑えない状態になっていたようです。
それ以上に良くなかったのが式全体の時間で8時に始まって終わったのが12時前と約4時間も掛かっています。子供を遅くまで出演させたとか、色々な批判があるのですが、いずれにしても、事前に演出家の後退などゴタゴタがあった影響が出たのでしょうか、いずれにしても話題の欠かない開会式だったのかも知れませんね。
この後競技が順調に進み、無事に閉会式まで進んで欲しいところです。現時点で日本選手のメダル数は金が5個、銀が1個と非常に優秀な結果になっています。色々な問題があったにしてもまずは日本選手を応援したいですね。
と言うことで、東京五輪の変則4連休明けとなる週明けですが、この間の米国市場はNYダウは500ドル超上げ、3万5000ドル台と史上最高値を更新しています。シカゴCME日経先物も7月21日の大証比で600円超上げており、2万8000円台を回復しています。200日移動平均線が2万7712円ですから、先週後半の安値でこの水準を何とか維持したと考えると、少なくとも75日移動平均線の2万8834円程度まではすんなり反転する事が想定されそうです。
問題は75日線と同水準の7月13日に付けた戻り高値である2万8852円を抜けて2万9000円台を目指すだけの買いエネルギーが出て来るのかどうか言うことになります。今週からの注目はやはり企業の決算発表になるのでしょうか、先週連休前に発表した電子部品大手の日本電産の今3月期第1四半期業績では、連結営業利益は市場予想を上回る446億円(前年同期比60%増)となるなど幸先の良いスタートなっています。今週は7その決算発表が本格化しますから、決算内容によって相場全体を上振れさせる買いエネルギーが出てくると期待したいところですね。
3762 テクマトリックス
情報インフラ構築とアプリ開発が主柱。7月20日、Google for Education Build パートナー認定を取得。校務支援システム「ツムギノ」がGoogle Workspace for Educationと接続。5月10日、21年3月期の連結経常利益は前の期比21.1%増の36.5億円になり、国際会計基準に移行する22年3月期の連結税引き前利益は37億円の見通し。
4023 クレハ
塩素化学の工業薬・肥料発祥。クレラップ等樹脂製品、腎不全薬強い。生分解性のPGA開発。7月20日、中国におけるフッ化ビニリデン樹脂の製造設備を増強。5月12日、21年3月期の連結税引き前利益は前の期比1.1%減の177億円になり、22年3月期も前期比15.5%減の150億円に減る見通し。
4053 Sun Asterisk
産業のデジタライぜーションを推進するデジタル。7月20日、ベクトル子会社のLiver Bankと資本業務提携。クリエーター・エコノミー領域におけるプロダクト開発を強化。5月13日、21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比29.0%増の3.9億円に伸び、通期計画の11.5億円に対する進捗率は33.9%となり、前年同期の32.7%とほぼ同水準。
4502 武田薬品
国内製薬首位。がん、中枢神経、消化器、希少疾患等に重点。巨額買収で世界売上上位10強入り。7月20日、日本政府の支援で米モデルナの新型コロナウイルス感染症ワクチンを追加供給。早ければ22年初頭から5000万回接種分を輸入する。5月11日、21年3月期の連結税引き前損益は3662億円の黒字(前の期は607億円の赤字)に浮上したが、22年3月期の同利益は前期比3.9%減の3520億円に減る見通し。
4527 ロート製薬
一般用医薬品の目薬で世界首位。『肌研』が急成長しスキンケアが柱に。アジアなど海外積極進出。7月20日、抗ウイルス剤「ガンシクロビル」のサイトメガロウイルス角膜内皮炎を対象とした国内第3相臨床試験を開始。5月12日、21年3月期の連結経常利益は前の期比5.2%増の239億円に伸びたが、22年3月期は前期比0.0%減の239億円とほぼ横ばい見通し。前期の年間配当を27円→28円(前の期は26円)に増額し、今期も前期比2円増の30円に増配する方針。
4978 リプロセル
東大・京大発ベンチャー。iPS試薬・モデル細胞、遺伝子改変等研究支援と再生医療の2本柱。7月20日、ロシアの供給事業者であるHelicon社と販売店契約を締結。5月12日、21年3月期の連結経常損益は7.8億円の赤字(前の期は8.9億円の赤字)に赤字幅が縮小し、22年3月期も1.5億円の赤字に赤字幅が縮小する見通しとなった。9期連続赤字。
6238 フリュー
プリントシール機シェア9割、消耗品シール販売やアプリ有料会員事業で稼ぐ。6月9日、スマートフォン向けゲーム「恋愛戦国ロマネスク」を今秋配信。7月20日、6月売上高は前年同月比84.0%増と増収基調が続いた。5月13日、21年3月期の経常利益(非連結)は前の期比25.7%減の27.1億円になったが、従来予想の20億円を上回って着地。連結決算に移行する22年3月期の同利益は前期非連結比17.8%増の32億円に伸びる見通し。前期の年間配当を35円→36円(前の期は40円)に増額し、今期も前期比1円増の37円に増配する方針。
2930 北の達人コーポ
健康食品や化粧品中心のネット通販会社。オリゴ糖原料の『カイテキオリゴ』などが主力商品。7月15日、22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期非連結比27.1%減の4億円に減り、3-8月期(上期)計画の8.8億円に対する進捗率は45.9%となり、5年平均の47.3%とほぼ同水準だった。
3038 神戸物産
冷凍食品など食材販売の『業務スーパー』をFC展開。6月24日、5月の単体売上高は前年同月比2.8%増の307億円、営業利益は同6.3%増の20億円。6月11日、21年10月期第2四半期累計(20年11月-21年4月)の連結経常利益は前年同期比21.9%増の151億円に伸びた。通期の同利益を従来予想の248億円→300億円(前期は236億円)に21.0%上方修正し、増益率が4.9%増→26.9%増に拡大し、従来の8期連続での過去最高益予想をさらに上乗せ。
3446 ジェイテックコーポレーション
研究・実験施設向け高精度X線集光ミラーと各種自動細胞培養装置が2本柱の研究開発型企業。6月17日、中小企業庁が公募した令和3年度「戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)」に2次元集光X線ミラーの共同研究が採択。5月14日、21年6月期第3四半期累計(20年7月-21年3月)の経常損益(非連結)は2億4800万円の赤字(前年同期は1億7500万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
3678 メディアドゥ
電子書籍取次で国内首位。コミック軸に独自の配信・ストア運営システムに強み。7月14日、22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比15.3%増の8.4億円に伸び、通期計画の28.2億円に対する進捗率は30.0%に達し、5年平均の21.2%も上回った。
4293 セプテーニHD
ネット広告代理大手、傘下にスマホマーケ支援やCRM関連サービスも。4月27日、21年9月期第2四半期累計(20年10月-21年3月)の連結最終利益は前年同期比2.3倍の15.8億円に急拡大。通期の同利益を従来予想の17.8億円→28.5億円(前期は14.6億円)に59.7%上方修正し、増益率が21.9%増→94.7%増に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通し。
4449 ギフティ
商品・サービスと交換できる電子チケット・eギフト発券・流通を一貫展開。5月14日、21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比3.9倍の5億円に急拡大し、通期計画の11億円に対する進捗率は46.0%に達し、さらに前年同期の11.8%も上回った。
6027 弁護士ドットコム
Webでの弁護士向け営業支援と一般会員向け法律相談サイトを運営。5月13日、21年3月期の経常利益(非連結)は前の期比53.9%減の1.8億円に大きく落ち込んだ。なお、22年3月期の業績見通しについては売上高(70億円)、配当(無配)以外は非開示。
6532 ベイカレントコンサルティング
経営戦略からITまで高い専門性が強みの総合コンサル会社。7月15日、22年2月期第1四半期(3-5月)の税引き前利益(非連結)は前年同期比67.5%増の49.8億円に拡大し、通期計画の159億円に対する進捗率は31.2%に達し、5年平均の22.6%も上回った。
6999 KOA
固定抵抗器で世界首位級。7月19日、第1四半期(4〜6月)連結業績について、売上高が149億4000万円から159億6400万円(前年同期比45.8%増)へ、営業利益が10億円から19億2400万円(同5.0倍)へ、純利益が6億9000万円から14億1600万円(同9.7倍)へ上振れて着地したと発表。
7065 ユーピーアール
物流、製造現場向け箱型荷台(パレット)等をレンタル・販売。IT事業も。東南アジアに拠点網。7月14日、21年8月期第3四半期累計(20年9月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比41.6%減の6.5億円に落ち込んだ。通期の同利益を従来予想の11.1億円→8億円(前期は13.8億円)に28.3%下方修正し、減益率が19.2%減→42.1%減に拡大する見通し。
7599 IDOM
中古車買い取り首位。直営軸に『ガリバー』展開。小売り強化。配当は直近実績1株益の30%目安。7月14日、22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は49.1億円の黒字(前年同期は5.5億円の赤字)に浮上して着地。3-8月期(上期)の同利益を従来予想の53.5億円→78.5億円(前年同期は31.4億円)に46.7%上方修正し、増益率が70.0%増→2.5倍に拡大し、従来の12期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の114億円→139億円(前期は96.4億円)に21.9%上方修正し、増益率が18.2%増→44.2%増に拡大し、従来の15期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せ。
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こだわりレーティング |
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07月21日(水)分
2925 |
ピックルス |
SMBC日興 |
新規1 |
5200円 |
3088 |
マツモトキヨシHD |
SMBC日興 |
1継続 |
5200円→5300円 |
3626 |
TIS |
GS |
買い継続 |
3050円→3420円 |
4307 |
NRI |
GS |
買い継続 |
4300円→4400円 |
6146 |
ディスコ |
野村 |
Buy継続 |
46068円→47262円 |
6479 |
ミネベアミツミ |
東海東京 |
OP継続 |
3600円→4000円 |
6702 |
富士通 |
GS |
買い継続(CL削除) |
20900円→22800円 |
6966 |
三井ハイテック |
GS |
中立→買い格上げ |
4400円→7600円 |
6976 |
太陽誘電 |
東海東京 |
OP継続 |
4000円→6500円 |
7593 |
VTHD |
SBI |
買い継続 |
640円→720円 |
7912 |
大日本印刷 |
野村 |
Buy継続 |
3440円→3620円 |
9684 |
スクエニHD |
マッコーリー |
Neutral→OP格上げ |
5400円→7100円 |
9984 |
SBG |
JPモルガン |
新規Overweigth(再開) |
11100円 |
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