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令和3年7月27日(火)
07月26日現在海外相場 |
NYダウ |
35144ドル |
+82ドル |
ナスダック指数 |
14840P |
+3P |
CME日経先物 |
27950円 |
+120円 |
(尚、CME日経先物の前日比は前日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎決算発表
東京五輪が始まって昨日で4日目とまだ序盤なのですが、26日時点の日本選手のメダル数は金が8個、銀が2個、銅が3個となっています。金メダルの数だけで言えば、2位はアメリカの7個で、3位が中国の6個、4位がROC(ロシア五輪委員会)の4個と続き、まだ序盤とは言え、なかなか素晴らしい結果となっています。
ただ株式相場ではこの結果を好感する動きが早くも出ていると今朝の日経では伝えています。『26日の東京株式市場でスポーツ用品株の上昇が目立った。スケートボードでの日本代表選手のメダルラッシュを受け、スケボー関連製品を手掛けるモリトが急騰した。選手にウエアなどを提供するアシックスやミズノなどでも業績押し上げを期待する買いが集まっている。』
更に『女子テニスやバドミントンのラケットを提供するヨネックスは一時約3年ぶりの高値をつけた。これまでも選手の活躍で関連銘柄に買いが入りやすい傾向がある。「競技人口増加など中長期的に業績にプラスになる企業が出れば続けて買いが集まる可能性もある」との指摘もあるようです。いずれにしても、日本選手が活躍することで、特に日頃、日の目を見ないマイナーなスポーツに脚光が浴び、その結果として競技人口が増えることになれば、選手にとっては何よりと言うことになります。
東京五輪開催については賛否色々な意見があった訳ですが、ただ今回の機会を逃ししまいますと、次何時日本で開催できるのか分からないと言うことになります。その意味でもどのような形でも開催出来たのは良かったのかも知れません。尤も残念だと思うのは、選手の家族が活躍している姿を直に観戦できない今の状況がどんなにご家族にとっては歯がゆい思いだったのかと、自分がその立場だったら、必ずそう思ってしまいます。
今更ですが、何の科学的根拠もなく、メディアや左派勢力による世論の流れを受けて、無観客にした事は、後々検証されるべきですし、その意味ではこれに関連した勢力の罪は相当に重いと言わざるを得ないと言うことになりそうです。そうは言っても閉会式までまだ2週間もあり、まだまだ日本人選手の活躍の場がありそうですから、頑張って応援して行きたいものです。
その東京五輪による振り替え休日明けの昨日ですが、米国の主要株価指数が高値を更新する中、日本株も強い動きで始まり、日経平均株価は2万8000円台を回復しています。ただ、2万8000円台を積極的に買い上がるパワーは出てこないようで、上値を抑える背景として、これまでと同様に新型コロナウイルス感染の再拡大への懸念が投資家心理を冷やしているとの見方です。
更に中国株が下げた事が相場の重石になったようです。中国当局がネット大手や教育産業への締め付けを強めていることで、中国市場を巡る不透明な要素として意識され、日本株の上値を抑えたとされています。中国に関しては色々な情報が錯綜しているだけに、何が真実なのかを見極めるのが大変ですが、いずれにしても市場規模が大きいだけに、世界経済に与える影響が大きく、米国と同様にその動きを見極める必要はありそうです。
中国や米国の動向を気にしながらと言う事ですが、日本市場は今週以降、企業の決算発表が相次ぎます。ピークは今週末の460社、来週末の580社と8月第二週まで続きますが、内容次第では個別に物色される展開になりそうです。
3962 チェンジ
工場や施工現場の作業や官公庁の情報処理を携帯端末とITで効率化する仕組みを開発・提案。7月21日、発行済み株式数(自社株を除く)の0.85%にあたる62万2800株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施。5月13日、21年9月期第2四半期累計(20年10月-21年3月)の連結税引き前利益は前年同期比88.3%増の52.6億円に拡大し、通期計画の52.5億円に対する進捗率が100.1%とすでに上回った。
4170 KAIZENPLATFORM
企業サービスのデジタル化を支援するサイトソリューションと動画制作等のビデオ事業が柱。7月21日、ウェブサイト企画・制作を手掛けるディーゼロの株式を取得し子会社化する。5月14日、21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は600万円となり、通期計画の1億6000万円に対する進捗率は3.8%。
4286 レッグス
飲料、食品、流通関連が主顧客。7月21日、21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を従来予想の8.5億円→10.5億円(前年同期は3.4億円)に24.5%上方修正し、増益率が2.5倍→3.1倍に拡大し、従来の2期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せ。通期の経常利益は従来予想の17億円(前期は13.5億円)を据え置いた。
4579 ラクオリア創薬
ファイザー日本法人の中央研究所が前身。7月21日、Nav1.7およびNav1.8ナトリウムチャネル遮断薬(アミド誘導体)の米国特許査定を取得。5月14日、21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常損益は2.6億円の黒字(前年同期は2.6億円の赤字)に浮上し、通期計画の4.2億円に対する進捗率は62.8%。4月8日、導出先の韓国・HKイノエン社が胃食道逆流症治療薬「tegoprazan」の米国第1相臨床試験を開始。
6197 ソラスト
医療機関への業務請負が主。7月21日、6月の訪問介護利用者数は前年同月比88.3%増、デイサービス利用者数は同6.5%増。5月13日、21年3月期の連結経常利益は前の期比13.0%増の60.7億円になり、22年3月期も前期比7.8%増の65.5億円に伸びを見込み、9期連続で過去最高益を更新する見通し。9期連続増収、増益。今期の年間配当は前期比0.5円増の20円に増配する方針。
6594 日本電産
世界首位のHDD用など精密小型モーターから車載、産業用など中大型にシフト。買収積極的。7月21日、22年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比59.6%増の437億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の780億円に対する進捗率は56.1%に達し、5年平均の46.0%も上回った。
7269 スズキ
国内軽2強。2輪3位。インド4輪シェア4割弱占有。小型車開発に優位性。トヨタと資本提携。7月21日、トヨタ自動車を中心とするCASE普及に向けた商用事業プロジェクト「Commercial Japan Partnership」に参画。5月13日、21年3月期の連結経常利益は前の期比1.2%増の2482億円になり、従来予想の1800億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。なお、22年3月期の業績見通しは非開示。従来未定としていた前期の期末配当を53円(年間配当は90円)実施するとし、今期の年間配当は未定。
8095 アステナHD
医薬品・医薬原料商社。7月21日、子会社イワキがスカイネットから薬事サポート事業、自社開発事業及び輸入製販事業を譲受。7月9日、21年11月期第2四半期累計(20年12月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比94.1%増の15.7億円に拡大し、通期計画の27億円に対する進捗率は58.3%に達し、5年平均の45.4%も上回った。
8841 テーオーシー
ホテルニューオータニ系。TOCビルなど流通関連ビル賃貸首位。ランドリー、薬品などを兼営。7月21日、発行済み株式数の8.28%にあたる860万株の自社株を消却。5月11日、21年3月期の連結経常利益は前の期比7.1%減の60.3億円になったが、22年3月期は前期比4.5%増の63億円に伸びる見通し。
2150 ケアネット
医師向け情報サイトを通じ製薬の営業支援。DVD、動画配信による医師教育コンテンツ提供も。5月13日、21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比4.6倍の8.6億円に急拡大。併せて、通期の同利益を従来予想の16.9億円→22.2億円(前期は15億円)に31.3%上方修正し、増益率が12.4%増→47.5%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せ。
2925 ピックルスコーポレーション
漬物業界1位。セブン&アイ向け3割弱。キムチ、浅漬けなど『ご飯がススム』ブランド展開。6月29日、22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比45.3%増の13.6億円に拡大し、3-8月期(上期)計画の19億円に対する進捗率は71.6%に達し、5年平均の48.9%も上回った。
3377 バイク王&カンパニー
中古2輪車買い取り最大手。小売り併設の『バイク王』全国展開。査定から買い取りまで標準化。7月5日、21年11月期第2四半期累計(20年12月-21年5月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.6倍の9.3億円に急拡大し、通期計画の16.5億円に対する進捗率は56.9%に達し、5年平均の30.6%も上回った。
3798 ULSグループ
ITシステムのコンサル、設計、構築担う。5月14日、21年3月期の連結経常利益は前の期比6.4%増の14.1億円になり、22年3月期も前期比12.8%増の16億円に伸びを見込み、10期連続で過去最高益を更新する見通し。5期連続増収、10期連続増益。
3844 コムチュア
クラウドが主力の独立系SI。AI・RPAに強みを持つ。ネット運用も。コンサル強化中。5月10日、21年3月期の連結経常利益は前の期比11.3%増の31.9億円になり、22年3月期も前期比9.6%増の35億円に伸びを見込み、10期連続で過去最高益を更新する見通し。11期連続増益。前期の期末配当を7.75円(年間配当は31円)実施するとし、今期は前期比2円増の33円に増配する方針。
3994 マネーフォワード
個人向け家計簿アプリ『マネーフォワード』と法人向けの『MFクラウド』シリーズが2本柱。7月15日、21年11月期第2四半期累計(20年12月-21年5月)の連結経常損益は0.2億円の黒字(前年同期は12.8億円の赤字)に浮上し、通期計画の10.6億円の赤字をすでに上回った。
4023 クレハ
塩素化学の工業薬・肥料発祥。クレラップ等樹脂製品、腎不全薬強い。生分解性のPGA開発。7月20日、中国におけるフッ化ビニリデン樹脂の製造設備を増強。5月12日、21年3月期の連結税引き前利益は前の期比1.1%減の177億円になり、22年3月期も前期比15.5%減の150億円に減る見通し。
4490 ビザスク
ビジネス知見持つアドバイザーと顧客をマッチングし、インタビューを設営するサービス提供。7月15日、22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比60倍の1.2億円に急拡大し、通期計画の2.2億円に対する進捗率は54.5%に達し、さらに前年同期の1.0%も上回った。
4671 ファルコHD
臨床検査受託大手、調剤薬局も展開。傘下の示野薬局を13年12月譲渡しドラッグストア撤退。6月11日前場株価は上昇。20年3月期連結業績では2.2%減収、42.3%経常減益となった。21年3月期業績は非開示。臨床検査事業における火災の影響に加え、期末にかけての新型コロナウイルス感染症の影響により減収となった。
6238 フリュー
プリントシール機シェア9割、消耗品シール販売やアプリ有料会員事業で稼ぐ。6月9日、スマートフォン向けゲーム「恋愛戦国ロマネスク」を今秋配信。7月20日、6月売上高は前年同月比84.0%増と増収基調が続いた。5月13日、21年3月期の経常利益(非連結)は前の期比25.7%減の27.1億円になったが、従来予想の20億円を上回って着地。連結決算に移行する22年3月期の同利益は前期非連結比17.8%増の32億円に伸びる見通し。前期の年間配当を35円→36円(前の期は40円)に増額し、今期も前期比1円増の37円に増配する方針。
6532 ベイカレントコンサルティング
経営戦略からITまで高い専門性が強みの総合コンサル会社。7月15日、22年2月期第1四半期(3-5月)の税引き前利益(非連結)は前年同期比67.5%増の49.8億円に拡大し、通期計画の159億円に対する進捗率は31.2%に達し、5年平均の22.6%も上回った。
6757 OSGコーポレーション
浄水器、電解水素水および衛生管理機器の製販、メンテの一貫体制。高級食パン専門店を展開。6月10日、22年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比6.9%減の2.9億円に減り、2-7月期(上期)計画の7.6億円に対する進捗率は38.9%となり、5年平均の36.1%とほぼ同水準。
6966 三井ハイテック
金型の超精密加工に高い評価。ICリードフレーム、自動車・家電向けモーターコア製造大手。6月11日、22年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比15倍の27.3億円に急拡大。通期の同利益を従来予想の47億円→81億円(前期は39億円)に72.3%上方修正し、増益率が20.3%増→2.1倍に拡大し、24期ぶりに過去最高益を更新する見通し。2-7月期(上期)の業績見通しは非開示。
7033 マネジメントソリューションズ(MSOL)
プロジェクトマネジメント(PM)実行支柱のコンサル。6月14日、21年10月期第2四半期累計(20年11月-21年4月)の連結経常損益は2億9600万円の黒字(前年同期は7600万円の赤字)に浮上し、通期計画の8億4600万円に対する進捗率は35.0%。
7816 スノーピーク
キャンプ用品、アパレル製造販売。高級品に強み。5月14日、21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常損益は6.3億円の黒字(前年同期は0.1億円の赤字)に浮上し、通期計画の20.4億円に対する進捗率は30.9%となった。
7885 タカノ
事務用いすのOEM供給、液晶製造装置用の検査機器が2大柱。産業機器向け駆動部品等も展開。5月10日、21年3月期の連結経常利益は前の期比82.9%減の1億4700万円に落ち込んだが、従来予想の9000万円を上回って着地。22年3月期は前期比3.4倍の5億円に回復する見通し。今期の年間配当は前期比4円増の12円に増配する方針。
9514 エフオン
省エネ支援と木質バイオマス発電が2本柱。5月11日、21年6月期第3四半期累計(20年7月-21年3月)の連結経常利益は前年同期比12.0%減の19.3億円に減り、通期計画の27億円に対する進捗率は71.7%にとどまり、5年平均の74.8%も下回った。
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こだわりレーティング |
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07月26日(月)分
5444 |
大和工業 |
SMBC日興 |
1継続 |
3700円→4200円 |
3774 |
IIJ |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
3000円→4200円 |
4613 |
関西ペイント |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
4150円→3500円 |
5423 |
東京製鐵 |
ジェフリーズ |
Buy継続 |
900円→1500円 |
1407 |
ウエストHD |
三菱UFJMS |
Buy継続 |
7000円→7500円 |
8595 |
ジャフコ |
野村 |
Buy継続 |
9500円→9350円 |
3101 |
東洋紡 |
マッコーリー |
Neutral→OP格上げ |
1550円→1700円 |
3182 |
オイラ大地 |
東海東京 |
Neutral→OP格上げ |
3150円→4900円 |
4021 |
日産化学 |
三菱UFJMS |
Neutral→Overweight格上げ |
4770円→6200円 |
4023 |
クレハ |
三菱UFJMS |
Neutral→Overweight格上げ |
6320円→7500円 |
2925 |
ピックルス |
東海東京 |
OP継続 |
4490円→4500円 |
5191 |
住友理工 |
東海東京 |
OP継続 |
900円→1040円 |
6594 |
日本電産 |
モルガンS |
Overweight継続 |
15200円→16500円 |
4005 |
住友化学 |
JPモルガン |
Overweight継続 |
630円→700円 |
4043 |
トクヤマ |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
3290円→3100円 |
4061 |
デンカ |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
3850円→4600円 |
7453 |
良品計画 |
マッコーリー |
UP→OP格上げ |
1700円→2300円 |
8194 |
ライフコーポ |
岡三 |
強気継続 |
4500円→5300円 |
4684 |
オービック |
GS |
買い継続 |
23000円→23800円 |
6594 |
日本電産 |
GS |
買い継続 |
15100円→15300円 |
1417 |
ミライトHD |
みずほ |
買い継続 |
2000円→2500円 |
1721 |
コムシスHD |
みずほ |
買い継続 |
3600円→3500円 |
1951 |
協和エクシオ |
みずほ |
買い継続 |
3300円→3100円 |
3678 |
メディアドゥ |
みずほ |
買い継続 |
8200円→7400円 |
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