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令和3年6月7日(月)
06月04日現在海外相場 |
NYダウ |
34756ドル |
+173ドル |
ナスダック指数 |
13814P |
+199P |
CME日経先物 |
29120円 |
+190円 |
(尚、CME日経先物の前日比は前日の大証比) |
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本日のこだわり相場感
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◎底固い展開
NYダウが史上最高値に迫っています。先週末6月4日のNYダウの終値が3万4756ドル、5月7日の史上最多高値が3万4777ドルですから、後20ドル程となっています。5月の米雇用統計は雇用者数の伸びが市場予想を下回り、15〜16日予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)で緩和縮小の動きはなく、低金利が株価を支える環境が続きそうとの見方が広がっています。
新型コロナウイルス感染状況がワクチン接種の進展で徐々に解消に向かい、経済の正常化への期待が主要各国の株高を演出していると言えます。欧米各国の株高に日本株が追随できるのかと言うことになりますが、ポイントは海外勢の日本株に対する投資スタンスだと言えます。
現状では海外勢は東証株価指数(TOPIX)先物を3月以降、3カ月連続で売り越すなど、リスク回避を強めている状況です。TOPIXは日本株全体の動きを示すとして、海外の長期投資家による売買が多く、特に先物は5月の売越枚数が昨年9月以来の高水準となっています。今週に入ってもJPモルガン証券がTOPIX先物を8000枚強売り越すなど、外資系証券のトレーダーは大口の先物売りが続き、嫌な雰囲気を醸成していると警戒感を示しているとの見方もあるようです。
今後海外勢が日本株を買い直すと言う根拠が出ない限りでは日経平均やTOPIXと言った指数自体が欧米株に追随してどんどん上昇すると言った期待は出来ないのですが、ただ、NYダウが高値更新をし、世界的に見た日本株の割安感が指摘された段階で、徐々に日本株の見直し買いが入って来るのかも知れません。
その海外勢が日本株買いを再開する条件としてはやはりコロナワクチン接種が進展し、欧米並みに経済の正常化への期待感が大きくなった時点で再開すると言えそうです。特に目先的い東京五輪開催と言う重要なイベントを控えているだけに、内外ともに慎重な姿勢が強くなる可能性があるのですが、それでも日々ワクチン接種の進展具合が加速すると言ったニュースが相場を下支えすることになりそうです。引き続き日経平均株価の2万9000円以下の水準には押し目買いが入りそうです。
3415 TOKYO BASE
国内ブランド特化型のセレクトショップと独自ブランド『UNITED TOKYO』店運営。6月3日、5月既存店売上高は前年同月比42.4%増。4月14日、。21年2月期の連結最終損益は1.1億円の赤字(前の期は9.3億円の黒字)に転落したが、決算期変更する22年1月期(11ヵ月の変則決算)は8.4億円の黒字に浮上する見通し。
3446 ジェイテックコーポレーション
研究・実験施設向け高精度X線集光ミラーと各種自動細胞培養装置が2本柱の研究開発型企業。6月3日、世界有数の大型放射光施設APSから、第4世代へのアップグレードに伴う新設ビームラインの各種超高精度ミラーを一括で受注。受注金額は約2億円。5月14日、21年6月期第3四半期累計(20年7月-21年3月)の経常損益(非連結)は2億4800万円の赤字(前年同期は1億7500万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
3922 PRTIMES
プレスリリース配信サイト『PR TIMES』を運営。6月1日、福島民報社と業務提携。6月3日、フューチャーベンチャーキャピタル <8462> [JQ]とファンドの投資先企業へのPR支援などで業務提携。4月13日、22年2月期連結業績は25.2%増収、34.6%経常増益を見込む。7期連続最高益更新。4月12日、総合ゲーム情報サイト「ファミ通.com」がPR TIMESパートナーメディアに追加。ゲーム関連プレスリリースを掲載開始。
4978 リプロセル
東大・京大発ベンチャー。iPS試薬・モデル細胞、遺伝子改変等研究支援と再生医療の2本柱。6月3日、Axion BioSystemsの細胞機能測定システム新製品「MAESTRO ZHT」を販売開始。5月12日、21年3月期の連結経常損益は7.8億円の赤字(前の期は8.9億円の赤字)に赤字幅が縮小し、22年3月期も1.5億円の赤字に赤字幅が縮小する見通しとなった。9期連続赤字。
6560 エル・ティー・エス
ビジネスプロセス可視化・改善・実行支援など展開。6月3日、発行済み株式数(自社株を除く)の1.21%にあたる5万株(金額で1億6975万円)を上限に、6月4日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。5月14日、21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比16.3%増の1.7億円に伸び、通期計画の5.3億円に対する進捗率は33.6%となり、3年平均の33.7%とほぼ同水準。
7717 ブイ・テクノロジー
液晶、有機ELディスプレー等の製造・検査関連装置が主力。山形県米沢市に初の自社工場。6月3日、海外の大手ディスプレーメーカー複数社から露光装置を約100億円で受注。受注の一部は今期業績へ織り込み済み。また、一部は来期業績に寄与する見通し。5月12日、21年3月期の連結経常利益は前の期比11.0%増の68.3億円になり、従来予想の58億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。22年3月期も前期比3.1%増の70.5億円に伸びる見通し。
9279 ギフト
横浜家系ラーメン『町田商店』や、麺やスープなどの食材を提供するプロデュース事業を展開。6月3日、5月既存店売上高は前年同月比4.5%増。21年10月期連結業績は37.9%増収、120.7%経常増益を見込む。2期ぶり最高益、5円増配。アフターコロナを見据えた人財の確保および物件の取得に引き続き取り組み、「2025年10月期に国内1,000店舗体制」に向けた歩みを止めることなく持続的な成長を目指す。
3221 ヨシックス
名古屋地盤の居酒屋チェーン。すし居酒屋、均一低価格居酒屋など多業態、直営店中心で展開。21年3月期第3四半期連結業績では経常利益で6.88億円の赤字。21年3月通期業績は非開示。新型コロナウイルス感染拡大防止策を講じながら、新規出店12店舗、業態転換4店舗を行った。
3294 イーグランド
首都圏地盤にマンション・戸建て中古再生事業を展開。5月10日、21年3月期の経常利益(非連結)は前の期比5.8%増の13.3億円になり、従来予想の12億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。22年3月期も前期比7.9%増の14.4億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通し。3期連続増益。
3387 クリエイト・レストランツHD
SC(ショッピングセンター)内にレストランやカフェ展開。M&A積極。上場子会社にSFP。4月14日、21年2月期の連結最終損益は138億円の赤字(前の期は12億円の黒字)に転落したが、22年2月期は25億円の黒字に急浮上する見通し。従来未定としていた前期の期末一括配当を見送るとし、今期の年間配当は未定。
3900 クラウドワークス
国内最大級のクラウドソーシング会社。ネット上の人材マッチング事業と大企業向け事業が柱。5月14日、21年9月期第2四半期累計(20年10月-21年3月)の営業損益(非連結)は2億6300万円の黒字(前年同期連結は1500万円の赤字)に浮上し、従来予想の1億円の黒字を上回って着地。通期の同損益を従来予想の1億円の黒字→3億円の黒字(前期連結は2億9800万円の赤字)に3.0倍上方修正し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せ。
3902 メディカル・データ・ビジョン
医療機関、製薬向けに医療・医薬品データのネットワーク化と利活用の両サービスを提供。6月1日、スタートアップのリハブと医療・介護データ連携による医療介護DXの加速に向けて協業開始。5月12日、21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比98.7%増の4.5億円に拡大し、通期計画の12億円に対する進捗率は37.8%に達し、5年平均の11.6%も上回った。
4187 大阪有機化学工業
アクリル酸エステルに強く多品種少量生産が得意な独立系化学企業。感光材など電子材料も。5月21日、21年11月期の連結経常利益を従来予想の48.4億円→61億円(前期は46.1億円)に25.9%上方修正し、増益率が5.1%増→32.3%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せ。12-5月期(上期)の連結経常利益も従来予想の24.8億円→31億円(前年同期は24.5億円)に24.9%上方修正、増益率が1.0%増→26.2%増に拡大し、従来の2期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せ。
4499 Speee
データを活用したマーケティング支援と中古物件売却や外装リフォームの仲介サイトも運営。5月14日、21年9月期第2四半期累計(20年10月-21年3月)の連結経常利益は前年同期比24.7%増の6億円に伸びた。併せて、通期の同利益を従来予想の8.9億円→10.1億円(前期は6.7億円)に12.7%上方修正し、増益率が33.4%増→50.3%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せ。
4597 ソレイジア・ファーマ
がん領域が主眼の創薬ベンチャー。候補物質の開発権導入による臨床開発が主体のファブレス。5月31日、「episil」が中国臨床腫瘍学会の診療ガイドラインに、がん治療時の標準的な口腔支持療法の主要選択肢として収載。5月12日、21年12月期第1四半期(1-3月)の連結税引き前損益は6.5億円の赤字(前年同期は5.3億円の赤字)に赤字幅が拡大。5月6日、開発品「SP-05」の進行大腸がんを対象とした第3相臨床試験で被験者の組み入れが完了。
4934 プレミアアンチエイジング
基礎化粧品等の企画、開発、製造、販売。ストック型の定期通信販売や小売店向け卸売り展開。4月26日、中国のテンセントと、スキンケア商品を展開する「DUO」ブランドにおける中国市場での売上拡大に向けた戦略提携を締結したと発表。21年7月期連結業績は経常利益で72.0%上方修正。第2四半期連結累計期間 までの新規顧客獲得数、定期購入者数及び卸売販売の実績を考慮し、「DUO」ブランド及び「 CANADEL 」ブランドの売上高は引き続き堅調に推移するものと見込む。
5699 イボキン
総合リサイクル企業。解体、廃棄物処理、金属加工のワンストップサービスで成長。全国展開図る。5月14日、21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比4.4倍の3.2億円に急拡大。併せて、通期の同利益を従来予想の3.3億円→5.8億円(前期は4億円)に74.8%上方修正し、一転して42.6%増益を見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
5852 アーレスティ
自動車向けダイカスト大手。SUBARUなど主得意先。アルミ地金、半導体クリーンルーム床材も。5月18日、21年3月期の連結経常損益は20.9億円の赤字(前の期は4億円の黒字)に転落したが、22年3月期は16億円の黒字に急浮上する見通し。同時に、今期の年間配当は前期比5円増の10円に大幅増配する方針。
6194 アトラエ
成功報酬型の転職者向け求人サイトを運営。採用実績ある企業の約90%がIT・Web関連。5月13日、21年9月期第2四半期累計(20年10月-21年3月)の連結経常利益は前年同期非連結比2.3倍の5億8900万円に急拡大し、通期計画の4億9000万円に対する進捗率が120.2%とすでに上回り、さらに5年平均の47.4%も超えた。
6264 マルマエ
液晶、半導体、太陽電池製造装置の精密部品加工業。5月21日、4月受注残高は前年同月比59.1%増。21年8月期連結業績は13.5%増収、19.9%経常増益を見込む。配当は2円増額。売上高は、半導体分野の市場が過去最高水準の活況であることと、FPD分野で市場が急回復し受注が増加していること、その他分野においても太陽電池製造装置向けの受注があったことなど。損益面は、売上高の増加と、採算性の低い受注が減ったことで当初想定に対し材料費が低くとどまることなど。
6266 タツモ
半導体装置が主軸。液晶用塗布装置で高シェア。5月14日、21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比49.0%減の4.1億円に落ち込んだが、1-6月期(上期)計画の3.8億円に対する進捗率が107.3%とすでに上回り、さらに5年平均の67.1%も超えた。
6584 三桜工業
自動車用の各種チューブや集合配管などを製造、国内シェア約4割。独立系。世界に工場多数。5月21日、従来未定としていた22年3月期の上期配当を12.5円(前年同期は3円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も12.5円実施する方針。年間配当は前期比10円増の25円に増配。5月14日、21年3月期の連結経常利益は前の期比20.3%減の37.6億円になったが、22年3月期は前期比83.2%増の69億円に拡大を見込み、11期ぶりに過去最高益を更新する見通し。
6723 ルネサスエレクトロニクス
NECエレとルネサステクが統合。車載用マイコン世界首位級。米国2社を計1兆円で買収。4月28日、21年12月期第1四半期(1-3月)の連結税引き前利益は前年同期比24.3%増の176億円に伸びた。従来未定としていた今期の上期配当を見送る方針。下期配当は引き続き未定。
6890 フェローテックHD
半導体ウエハや半導体設備向け部品を製造。真空シール世界シェア6割。装置や材料、消耗品も。6月2日、22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益を従来予想の41億円→86億円(前年同期は0.7億円)に2.1倍上方修正し、増益率が59倍→123倍に拡大し、従来の3期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せ。上期業績の好調に伴い、通期の連結最終利益も従来予想の78億円→123億円(前期は73.7億円)に57.7%上方修正し、増益率が5.8%増→66.9%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せ。
6920 レーザーテック
半導体マスク欠陥検査装置が柱。4月30日、21年6月期第3四半期累計(20年7月-21年3月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の189億円に急拡大し、通期計画の200億円に対する進捗率は94.8%に達し、5年平均の67.6%も上回った。
7689 コパ・コーポレーション
日用品など卸売り。卸先のテレビやネット通販、店頭で社内外の販売士が実演販売。ネット主軸。5月14日、21年3月期の経常利益(非連結)は前の期比7.4%増の9.2億円に伸び、決算期変更する22年2月期(11ヵ月の変則決算)は6億円の見通し。
7725 インタアクション
撮像素子CMOSセンサー、CCD検査用光源装置大手。5月28日、イメージセンサ検査用光源装置を受注。受注金額は1億円、売上計上は22年5月期第2四半期を予定。4月12日、21年5月期第3四半期連結業績では47.4%経常増益。12-2月期も13倍経常増益。21年5月期連結業績は7.0%減収、9.8%経常増益を見込む。3Dセンシング技術に必要とされるイメージセンサや、自動車の自動運転に不可欠な車載向けイメージセンサの需要も高まってくるとの予想。
8920 東祥
『ホリデイスポーツクラブ』運営。地方重点出店から都市部にも進出。ホテル、賃貸住宅も併営。5月7日、。21年3月期の連結経常利益は前の期比88.0%減の11.4億円に大きく落ち込んだ。22年3月期の業績見通しは非開示。今期の年間配当は未定。
9450 ファイバーゲート
賃貸物件オーナーや商業施設向けにWi‐Fiサービス提供。法人に通信機器の製造・販売も。5月14日、21年6月期第3四半期累計(20年7月-21年3月)の連結経常利益は前年同期比16.8%増の12.6億円に伸び、通期計画の14.1億円に対する進捗率は89.9%となり、3年平均の91.2%とほぼ同水準。
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こだわりレーティング |
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06月04日(金)分
2502 |
アサヒグループHD |
マッコーリー |
OP継続 |
6400円→6500円 |
2810 |
ハウス食品 |
東海東京 |
OP継続 |
4280円→4430円 |
3941 |
レンゴー |
大和 |
3→1格上げ |
900円→1300円 |
3962 |
チェンジ |
SBI |
買い継続 |
1925円→4200円 |
4082 |
第一稀元素化学 |
東海東京 |
Neutral→OP格上げ |
1040円→2010円 |
4403 |
日油 |
みずほ |
買い継続 |
6400円→6600円 |
4503 |
アステラス製薬 |
GS |
買い継続 |
2150円→2200円 |
5233 |
太平洋セメント |
東海東京 |
OP継続 |
3900円→3400円 |
5802 |
住友電気工業 |
大和 |
1継続 |
2100円→2300円 |
6201 |
豊田織機 |
岡三 |
強気継続 |
11000円→12000円 |
6235 |
オプトラン |
東海東京 |
OP継続 |
3000円→3200円 |
6432 |
竹内製作所 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
3200円→3400円 |
6436 |
アマノ |
SMBC日興 |
1継続 |
3200円→3400円 |
6503 |
三菱電機 |
マッコーリー |
OP継続 |
1905円→2250円 |
6504 |
富士電機 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
5770円→6090円 |
6504 |
富士電機 |
SBI |
買い継続 |
5300円→6600円 |
6640 |
I-PEX |
三菱UFJMS |
Buy継続 |
2500円→3200円 |
6890 |
フェローテック |
三菱UFJMS |
Buy継続 |
3200円→4200円 |
7203 |
トヨタ自動車 |
岡三 |
強気継続 |
10000円→11500円 |
7203 |
トヨタ自動車 |
GS |
買い継続 |
11000円→12000円 |
7259 |
アイシン |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
5000円→6000円 |
7267 |
ホンダ |
GS |
買い継続 |
4000円→4300円 |
7561 |
ハークスレイ |
いちよし |
A継続 |
2300円→2500円 |
8253 |
クレディセゾン |
UBS |
Buy継続 |
1560円→1580円 |
9101 |
日本郵船 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
5400円→6100円 |
9104 |
商船三井 |
三菱UFJMS |
Overweight継続 |
5900円→6500円 |
9143 |
SGHD |
GS |
売り→買い格上げ |
2450円→3000円 |
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